Las Vegas4日目 最後の夜

ラスベガス滞在4日目。明日は朝早く出発するので実質的には今日が最終日。特に予定も入れていないので朝はのんびりと11時過ぎに起床しました。
今日の朝食もクロワッサンと野菜サラダでヘルシーにします。

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今日は大通りの北寄りを歩いてみました。お土産にちょっと足りないものがあったので、ファッションショーという名前のショッピングモールに入ってみました。僕の地元にもファッションクルーズというショッピングモールがあるのですが、ロゴも中の雰囲気も似ているので一瞬自分がどこにいるのかわからなくなりました。この中では、靴屋さんを覗いてみました。僕の足のサイズは大きいので日本だとなかなか合うサイズがありません。アメリカでなら大きいサイズがあるのではと思い、もし気に入った靴があったら買ってみようかという気持ちもあったのですが、デザインにピンときたものがなく、これならいいかなと思ったものがあったので在庫を確認してもらったところ残念ながら希望のサイズがなかったので、今回は靴を買うのは諦めました。
 
次はバスに乗って大通りを南下します。大通りを走るバスのチケットは1回券、2時間有効な券、24時間有効な券などいくつかの種類がありました。このバスのチケットがあれば移動が苦にならないので、24時間券を購入しました。ちなみに値段は$8でした。
 
バスを途中で1回乗り換えて向かったのがこちら。「Welcome to Las Vegas sign」です。

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街の中のお土産屋さんではこの看板をデザインしたものをよく見かけますが、それの実物の看板です。元々は車でラスベガスに来る人のために設置した看板なので、飛行機で来た僕には関係ないのですが、1959年に建てられたその看板は古き良きアメリカを感じさせるデザインでアメリカの国家歴史登録材にも指定されているそうです。看板の前には観光客が記念写真を撮るのに並んでいましたが、そこには写真を撮ってくれる人が立っていて、順番に写真を撮ってあげていました。撮影料は無料とのことですが、チップは歓迎とのことなので、僕も撮ってもらいました。
 
ちなみに反対側はラスベガスを出るドライバーに向けての看板になっています。

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この看板についての解説がこちらに詳しくあります。
 
それから再びバスに乗りホテル方面に戻ります。今日はバスチケットを持っているので楽々と移動できます。
ちなみにこれが大通りを南に向かうバス停です。

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今日もまたいい天気で外にいるので喉が乾きました。昨日の夜にバーで隣になった人から、クラフトビールが好きなら是非行ってみるべき、と教えてもらったお店に行ってみます。

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泊まっているホテルの近くに有る新しめのお店でした。そこにはホールの中央に樽生ビールのタップがずらりと並んでいます。

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カウンターに座って見せてもらったメニューも、3ページにわたりビールが載っていました。

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これにはビール好きとしては大喜びです。どれにしようか悩み、まず最初の一杯は店の名前がついたハウスIPAを注文しました。

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今日もハッピーアワーの時間だったので値段が安くなっています。通常は$7のところが$5でした。実際にはこれに税金が加わり、$5.41となります。日本と同じように約8%のようです。
 
バーでお酒を注文した時の支払いについて、少額でもカードで払うのは全然問題ありません。サインをする必要があるため手間かもしれませんが、必要なコインの量がわからなくてお札で払い、お釣りでさらにコインが増えるよりはカードで払う方がスマートです。
それとバーでの支払いについて今回知ったことは、1回ごとにカードで精算する方式の他に、カードを預けて最後にまとめて払う方式もあるということです。前者の方式をclose tab、後者はopen tabと言うそうです。飲んでいる途中にカードをお店の人に預けるので若干不安な気持ちにもなりますが、サインは最後に1回で済むので、ちゃんとしたお店であればこの方式の方が便利かもしれません。この時はどのくらいの量を飲むか決めていなかったのでその都度払いにしました。
 
でもこれほどビールの種類があるのに一杯で終わるわけがなく、もう一杯今度はFirestone Double Barrelというのを飲みました。

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ちなみにメニューの中には日本のサッポロが$7で載っていたり、「sake」としてYuri Masamuneを使ったカクテルや、普通酒、純米濁りと言った文字がローマ字で載っていたりしました。外国で日本の酒を飲もうとは思いませんでしたが、輸出している酒蔵の心意気を頼もしく思いました。
 
とここで、ハッピーアワーは6時までで終わるよ、という声が聞こえてきました。このお店のハッピーアワーは、飲み物だけでなくフードも何種類か安くなっていました。そこで夕食もここで済まそうと思い、メニューの中からカリフォルニアロールを見つけたので注文しました。カリフォルニアロールといえばアメリカ人の口に合うようにアボカドなんかを使った手巻き寿司で有名ですが、海外で日本食を食べたことがないのでカリフォルニアロールも未体験です。でもこれもいい機会と挑戦してみたのです。
 
しばらくして出てきたのがこれでした。なんと手巻き寿司ではありませんでした。食べてみるとベースにお米があり、その上にミニトマトやキュウリが載っているのでヘルシーです。照り焼きソースのようなものがかかっていましたが、それとは別に醤油の瓶が当たり前のように出されました。最初はちょっと驚きましたが、これはこれで美味しかったです。

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一度ホテルに戻り休憩した後、夜の部に出かけます。何か面白そうなショーがあれば行ってみようかなとは思ってホテルに置いてあった情報誌を見てみたのですが、特に行ってみようと思うようなものがなかったので、飲みをメインに考えることにします。そうすると目をつけていたのが、昨日の昼に立ち寄ったNew York New Yorkの中のアイリッシュパブです。そこでは毎晩9時からライブ演奏があるとのことでした。ホテルからの距離はありますが、昼間買ったバスチケットがあれば何の問題もありません。

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8時頃にはパブに着いたので、まずはビールです。おなじみの種類があったので、ここは定番中の定番、ギネスを頼みました。

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昨日は昼間だったので外で飲みましたが、今日は中で飲みます。店の内装は本格的アイルランド風です。日本でもアイリッシュパブを見つけると入っているのでなんだか落ち着きます。ニューヨークにはアイルランドからの移民が多くいるので、その意味でもニューヨーク的な光景ということでこのアイリッシュパブがこのホテルの中にあるのでしょう。
 
9時になると店内のステージに4人組のバンドが登場しました。フィドルにギター、ベース、ドラムの構成です。

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曲名は覚えていませんが、聞いたことのあるアイルランド民謡ばかりではなく、エルビスプレスリーも歌った「Viva Las Vegas」を演奏してくれたのでなんだか楽しくなりました。
 
10時過ぎにパブを出て再びバスでホテルに戻ります。この時に乗ったバスが偶然にもLOVEのラッピングバスでした。中は普通の2階建てバスですが、やはり一度はこのラッピングバスに乗ってみたかったのでラッキーです。ちなみに2階建てバスはDeuceと言うそうで、テニスの「デュース」と同じです。

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ホテルに戻り、今日もまたフレアバーに行ってみると今日はまた別のバンドの演奏が行われていました。

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ここで少し飲みながら踊り、そして同じくピアノバーで演奏を聞きました。

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今回泊まったHarrah’sは、LOVEのショーへのアクセスも楽だったし、併設のバーでは生演奏が楽しめるし、値段もそれほど高くなく、最高の宿でした。ラスベガスではとにかく歩いての移動は大変なので、目的とするものの近くにあるホテルに泊まるのが最善だということがわかりました。

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そして最後の夜に最後のカジノということで、ビデオルーレットです。昨日とは少し出てくる目の流れが違うようでしたが、昨日の当たりで出した現金引換券を元にスタートし、4日間のトータルで使った額と同じくらいの当たりが出たところで終了しました。初心者が儲けることを期待してこれ以上続けても失うばかりなのは目に見えています。プラスマイナスゼロで終わったのは幸運と思います。

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