「石川直樹 この星の光の地図を写す」

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水戸芸術館石川直樹さんの写真展を見てきました。
石川さんは北極や南極、エベレストなどの極地、そして日本の南北の辺境を訪れて写真を撮り、文章を書いている人です。
大判で展示される写真に圧倒されました。写真と一緒に、石川さんのテキストも展示されているのですが、それがまた彼の考え方がわかる独特の文章でした。
北極や南極の写真は白い部屋、先史時代の壁画の写真は茶色く暗い部屋というように、写真の内容に合わせて展示室の雰囲気も変わっていました。ヒマラヤのK2での写真は山の形が型どられ、ランダムに建てられた壁面に展示されていることで、鑑賞している自分も山を登っているような感覚になりました。

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石川直樹の部屋」という展示室では、石川さんの使用した道具や、旅先で入手したものなどが展示されていました。人の部屋の中を覗くのは興味深いものです。

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展示初日の12月17日には石川さん本人によるトークもあったのですが、その時に行かなかったことを後悔しました。でも、2月にはVJ+DJイベントがあるというのでそちらには行こうと思います。
  
 
 
芸術館の後は、ひたちなか温泉 喜楽里別邸に行ってきました。温泉といっても昔からあるものではなく、数年前に地下2000メートルを掘削して出たもので、それだけ掘ればどこでも温泉ぐらいは出るだろう、と思います。ちなみにこの温泉のある敷地は、元は僕の勤務先の会社の社宅があったところでした。それはともかく、温泉に入って、ご飯を食べて、のんびりと読書タイムを過ごしました。

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