東京都内で唯一残っていたグランドキャバレーハリウッドが年内で閉店することになりました。
かつては何店舗も店を構え、銀座にもあったというハリウッド。今では赤羽と北千住の２店舗だけになっていました。
ちょうど１年前の２０１７年１２月にたまたま出張で泊まった赤羽の繁華街にそのハリウッドがあることを知り、覗いてみたのでした。昭和３０年代から４０年代の古い映画の中によく出てきたような気がしますが、そこはまさに映画の世界。それがまだ現役であることに驚きました。
そしてハリウッドがもう１軒、北千住にもあるのでそちらにも何度か行ってみました。
どちらのお店もステージがあって生バンドの演奏があり、日替わりでゲストの歌手がショーを見せてくれます。
何十年も通っているであろうご常連を差し置いてわずか１年しか知らない僕が最終日に行くのも申し訳ないので、最終営業日の１日前に北千住店に行ってきました。最後の３日間は予約のお客さんで満員盛況でした。
こちらは赤羽店の外観。道路に面した１階が入り口なので初めてでも入りやすかったです。
北千住店の外観。ビルの上の階にあってエレベーターで昇るので初めてだと入りづらい。
入り口ではこちらのキャラクターがお出迎え。
お客さんが入ると人数に合わせてこの太鼓が鳴らされます。周りはマリリンモンローがいっぱい。
店内はキラキラしています。
ウィスキーの水割りをいただきます。コースターのデザインが可愛いです。
ちなみに焼酎を頼むとキンミヤのハリウッドオリジナルラベルでした。
ステージのバックにはパリのムーランルージュをイメージしたという風車のデザイン。そういえばビルのネオンサインにも風車がありました。
今日のステージは女性２人組。胸元にはお客さんからのおひねりが！
テリー伊藤さん、純烈さんの花輪。
エレベーターの中には閉店に関する新聞記事のコピー。
ほんの短い間ですが、生きている歴史の姿に触れることができてよかったです。
ちなみに東京以外にはグランドキャバレーのお店はまだあるようなので、今度はそちらにも行ってみたいと思います。
