仕事の合間に池袋にいて、時間調整するのに近くにあった池袋演芸場に入ってみました。
池袋演芸場は繁華街のビルの地下にある小さな寄席ですが、東京に残る貴重な落語の定石寄席の一つです。ここに入るのは初めてです。
夜の部の途中からの入場で、知っている落語家さんも知っている落語もはほとんどありませんでしたが、楽しめました。
トリ(主任)の柳家権太楼さんが登場した時には客席から「待ってました」の声がかかります。まくらを話しながら、今日は何を話すかまだ決めていない、などと言っていました。それでも本題に入ると、じっくりと聴かせてくれました。後から調べると「二番煎じ」という話のようですが、夜回り中に禁止されている酒を飲むシーンでの表情が見事でした。