アートセンターをひらく第Ⅱ期

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演劇を観た後一度お昼を食べに外に出てから再び水戸芸術館に戻り、現代美術ギャラリーのアートセンターをひらく第Ⅱ期の展示を見てきました。
これは、2019年3月2日から5月6日まで開かれた創作と創作と対話のプログラム アートセンターをひらく第Ⅰ期に続く第Ⅱ期の展示です。
 
第Ⅰ期は作品の展示、というよりは作品を作る過程を見せる、というもので出入り自由の入場無料という形を取っていました。なかなかタイミングが合わず、アーティストが滞在している姿は見ることができませんでしたが、入り口にあって観覧者が自由に自分の好きなことをできるカフェのようなスペースには時折訪れて本を読んだりお茶を飲んだりしていました。
 
そして今回の第Ⅱ期では、第Ⅰ期で制作を行ったアーティストによる新作の展示です。一部の作品を除いて撮影可能でしたので何枚か写真を撮ってみました。

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日によっては関連プログラムとして自分でも体験できる場があったようですが、この日は特になく展示だけを見てきました。
 
全体的な印象としては、他人とのコミュニケーション、世界の再構築といったものを感じたような気がしました。
 
第9室はメイン展示とは別に水戸芸術館の建物を設計した磯崎新の「水戸芸術館縁起」でした。水戸芸術館開館30周年であり、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞したこともあっての展示です。改めて水戸芸術館が今ここにあるという喜びを感じることができました。