新年最初のロボッツの試合はアウェイの広島戦。仕事はまだお正月休みなので広島まで行ってきました。
広島は今から約10年ほど前に一度行ったことがありますがそれ以来の広島です。広島は空港が市街地から遠く離れたところにあって不便なので、飛行機ではなく新幹線で広島入りしました。新大阪までは仕事で何度も乗っていますが、新大阪から先に行くのは久しぶりです。車窓を楽しもうと思いましたが、山陽新幹線はトンネルが多くてあまり楽しめなかったのでした。
14時前に広島に着きましたが、18時の試合開始までは少し時間があるので試合会場に行く前に広島市内を少し観光します。特に予定は決めていませんが、駅前の路面電車を見て思いついて、一日乗車券を買って適当に乗って時間を潰そうと思いました。
どこを経由するかよくわからないまま、八丁堀で乗り換えて行き止まりの白島線で白島まで往復したところで、最近できた原爆ドーム近くのおりづるタワーに行ってみようかと思いましたが、展望室の入場料が1,700円と結構するので行くのをやめ、それよりは平和記念公園でお祈りしようと思いました。やっぱり広島に来て近くまで来たら素通りするわけにはいきませんでした。
試合会場は大型ショッピングセンターなどが立ち並ぶエリアにあって、なぜか結婚式をやるようなホテルを併設している広島サンプラザ。市内中心部からはちょっと距離はありますが、最寄駅からは徒歩で移動できます。
入場して座席を確認するとまだ選手は出てきておらず、客席にも知ってる人には会えませんでしたが、トニーヘッドコーチやチームスタッフの姿を見るとなぜだかホッとしました。
荷物を席に置いて一旦外に出ます。実は昨日から体調があまり良くなく、ドラッグストアで風邪薬を買ってきました。
それから会場に戻ると今度は選手たちが練習を始めていて、客席にも知ってる顔を見つけて安心しました。遠く離れたアウェイでこそ仲間がいると力になることを実感します。堀オーナーも姿を見せました。
今日はアウェイベンチ後ろの指定席なのでもちろんロボッツファンはいるのですが、ホームの広島ファンも混じっていました。ちなみに僕が持って行ったロボッツ応援のメガホンはチームカラーの青とオレンジの2色ですが、オレンジがチームカラーの広島応援のメガホンもロボッツと同じく青とオレンジでした。
今日のロボッツベンチにはジャーラ選手や鎌田選手の姿がなくいつもより人数が少ないみたいです。
後半も拮抗した戦いで第3Q終了時は55対52で広島リード。最終Qで追いつき追い抜かれのシーソーゲームでしたが最後は及ばず77対75の2点差で惜しくもロボッツ敗戦となりました。
試合の終盤では広島の選手が観客を煽り、観客もそれに応えて盛り上がっていました。この日の入場者数は2,200人くらいでしたが、3,500人を超えた年末のアダストリアみとアリーナよりも会場が盛り上がっていたような気がしました。
試合後は広島マツダによるおりづる賞の贈呈がありましたが、勝利チームだけでなく両チームからそれぞれ選ばれるのが平和の象徴のようでいい感じでした。ちなみにロボッツからはキャプテンの眞庭選手が選ばれました。
試合後はチアリーダーのお見送りがあるのかと期待しましたがなかったのが残念でした。試合前や試合中にはもちろん写真を撮りましたが、ハーフタイムのときにでも気になったチアさんと一緒に写真を撮ればよかったと後悔しました。
それでも広島のマスコット、モヒカンアビィとは写真を撮ることができました。
バスケットの試合ではチアリーダーのパフォーマンスがあるのでそれが楽しみではありますが、だいたいはベンチ向かい側の席に向かってパフォーマンスする形になっています。でも広島のチアリーダー、フライガールズのパフォーマンスはベンチ側を向くダンスも比較的多くあったので楽しむことができました。
こちらがフライガールズのみなさん。
全部で10人のチアリーダーがいましたが、一番気になったのはこの方。SANAさんというのかな?直接声をかけに行くタイミングを失ってしまったのが残念でした。
21時22分に着いた呉駅の改札口では呉在住の友人が出迎えてくれました。もともとは広島市内に泊まるつもりでしたが、呉に来れば遅くまで付き合ってくれるというので呉に泊まることにしたのです。
駅近くのホテルにチェックインして荷物を置いたらすぐに出発です。今日はまだ市場が開いてないらしくてお休み中のお店も多い中、友人も初めて入るという「一とり」に入ります。ちなみに呉の居酒屋ではとり屋さんでも魚料理も食べられるのが特徴のようです。さすが瀬戸内海です。
黒板メニューから友人がオコゼの名を見つけて注文すると、20分くらい待てるかとの問いが。もちろん待てると答えましたが、店主曰く本当は3時間くらい寝かせた方が美味しいので予約を勧めるところ、初めてのお客さんにもせめて少し待ってもらえたらちょっとでも美味しくなるとのこと。なるほどこだわりがあるようです。
待っている間の酒はいつもならビールとなるところですが、このお店では僕の苦手なA社のだったので最初から地元呉の酒、千福をお燗で。料理は湯豆腐、山いもと納豆を混ぜた山いも元気、タコの天ぷら。酒も追加で水龍。
そうこうするうちにオコゼが到着しました。食べてみるとなるほど美味しい。ところがこれでも75点で、本当は予約してくれたら100点になるんだとか。これ以上に美味しいとはとても気になりました。
オコゼのアラは味噌汁にしてもらいました。
酒はその後も華鳩もいただきました。
店主のお母様も店に立っていましたが、このお店は開店して45年、でもいつも初心の気持ちでお店をやっているとのこと。いいお店でした。
さて続いてもう一軒。本当は吉田類さんも酒場放浪記で訪れたお店に行きたかったのですが今日はお休み。代わりにというわけではありませんがその支店になるという第五鳥好へ。日本酒お燗と頼むと銘柄がわからないまま徳利が出てきました。もうなんでも構いません。おつまみは牡蠣のバター焼き。
今度は呉名物の屋台へ。常設のガスや水道が完備してあるそうで、何軒もの屋台が連なっていました。その中から適当に暖簾を潜っておでんと熱燗を。お店の名前は大起といったかな?(一緒に行った友人によると八起とのこと)
そして最後は呉らしい名前のBAR ANCHORへ。何十年もやっているお店かと思って聞いてみたら14年とのこと。想像したよりは長くはなかったですが、それでも十分歴史を刻んでいると思います。
そんなこんなで気がつけば日付はとうに過ぎていたのでこの辺でお開きとしました。