「電車を止めるな!」

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茨城県のお隣千葉県のローカル鉄道である銚子電鉄が、変電所修繕費用を稼ぐために作った映画「電車を止めるな!」の上映会がひたちなか海浜鉄道湊線那珂湊駅近くの百華蔵であったので事前に申し込んでおき、見に行ってきました。
以前この映画のクラウドファンディングの募集を見て何か申し込んだような気もするのですが、記録に残っていないので実際には申し込まなかったのでしょう。
まだ各地で上映が続いているので映画の内容に触れるのは止めておきますが、タイトルが映画撮影を巡る映画「カメラを止めるな!」をもじっているように、こちらは苦しくとも楽しいローカル鉄道を舞台にした鉄道映画です。
サブタイトル「のろいの6.4km」というのもホラー映画の「呪い」とゆっくり走る「のろい」をかけていたり、銚子だけに超C級映画と名乗っているところも、「まずい棒」を売り出した銚子電鉄らしいですが、上映後にゲストで登場した銚子電鉄常務の柏木さんの話もダジャレがたくさん飛び出し、真剣にふざけているという会社の雰囲気が伝わりました。社長の竹本さんはその柏木さんから見ても上をいく人のようで、話を聞いてみたくなりました。
映画本編は84分ですが、その後の柏木さんが語る映画の裏話の方も面白かったです。
 
映画にはひたちなか海浜鉄道銚子電鉄でのローカル鉄道演劇を行った千田剛士さんや谷口礼子さんも出演して、懐かしく思いましたが、上映後にはその谷口さんが当初の予定にはないサプライズゲストとして登場してくれました。キューピッドガールズで毎週東京で活動しているのは知っているのですが、今の状態でなかなか東京には行けなくて残念に思っていただけに、突然の登場に涙が出るくらい嬉しかったです。
 
上映会場では銚子電鉄名物のぬれ煎餅も売られていたので、3種類を一つづつ購入しました。
今日の上映会のチケットには、銚子電鉄の1日乗車券もついていたので、またいつの日か乗りに行かなくては。
 
ちなみに、百華蔵は那珂湊駅から線路を渡るために普段は遠回りしなくては行けないのですが、今日は特別に駅構内を通ることができました。