水戸の中心部、南町で「水戸まちなかリビング作戦」というまちなか再生の企画があり、その一環としてまち歩きイベントがあったので参加してきました。
表通りと裏通りにまち歩きを誘導する黄色い線や、車の減速を促す半円が描かれています。ビルオーナーの協力によりビルの中や屋上も出入りができるようになっていたり、空き地にはドッグランが設けられたりと、さまざまな試みがありました。
まち歩きは「グルメ・人」コースと「まちなかの歴史」コースの２種類あり、それぞれ案内人のガイドがつき、存在は知っていても中に入ったことがないお店の紹介や、これまで知らなかった話が聞けて、とても面白かったです。
特に、４軒あるという明治時代から続く老舗の紹介では、鍋辰酒店というのが酒好きとしては気になったものの、場所がわかりませんでした。すると、南町三丁目の角にあるセブンイレブンやライトハウスがあるビルがその鍋辰であり、セブンイレブンで酒を扱っているのが酒店の名残ということを教えてもらいました。これは今回のまち歩きでの最大の収穫でした。
ちなみに、メガネのクロサワやその隣の魚誠も結構歴史のあるお店ですが、魚誠の２軒隣のカラオケ屋さんが昔母親が働いていた赤のれんの跡であることも教えてもらいました。その隣の空き地が跡かと思っていたのですが、記憶違いだったようです。
実は最初に「グルメ・人」コースに参加したところ面白かったので続けて「歴史」コースにも参加したのでした。それぞれ１時間弱。解散した後にランチに入ろうとしたお店はすでにランチ営業が終わっていたのが誤算でした。
