今シーズンの開幕戦にホームで対戦したいわきと、今度はアウェイで対戦します。昨シーズンは日曜日だったので車で行きましたが、今シーズンは土曜日だし昼間の試合なので、飲むために電車で行きました。
スタジアムへの最寄駅は湯本。地元の駅からだと、きっぷで1,340円、SUICAだと1,342円となり、きっぷの方が少しだけ安いので、久しぶりに券売機できっぷを買って行きました。
湯本までは普通列車で1時間18分。県内のカシマや、千葉の柏に行くよりも近いor安く行けるアウェイかもしれません。
湯本駅からスタジアムまでは歩いても行けますが、無料のシャトルバスもあるので利用しました。その前に駅前のお店の前に、スタジアムでの500円クーポン券がもらえるのでいただきました。
スタジアムに着くと、今回もいろいろなウェルカムボードで歓迎してくれています。
スタジアムの名前は、命名権により「ハワイアンズスタジアムいわき」になってました。
グルメブースもたくさん出ていて、しかも、肉系だけでなく魚介系もたくさんあって、ケーズデンキスタジアムよりも選択肢が多くて悩みます。
さらに、ビールもクラフトビールも含めて何種類もあり、こちらもキリン一択のケーズデンキスタジアムよりいいところ。
いただいたクーポン券を使って、まずはビールは福島県田村市のホップを使ったHOP JAPANのIPA。
どこで食べようかと辺りをウロウロしていると、スパリゾートハワイアンズのフラガールのキャラクターがやってきたので記念撮影。CoCoネェさんと言うようです。
さらにはいわきFCのマスコット、ハーマー&ドリーも。
こちらは結構ぐいぐいと動き回るので写真を撮るタイミングが難しい。
入場開始時刻になったので一度場内の場所を確保してから再び外へ。
アウェイゲート入り口にはおもてなしブースがあったので、ここでもお土産兼おつまみを購入。
いわきFCのオフィシャルクラフトビールもあったのですが、残念ながら売り切れ。同じブースで常磐サバ干しフライを買いました。そのサバ干しフライも僕が注文してまもなく売り切れとなったようです。ここ以外も、ハーフタイムの時に覗いてみたらフード類はほとんど売り切れていました。グルメの種類は充実していますが、販売数は少なそうです。
スタジアムには、ホーリーホックといわきFCの選手バス同士が並んで停車していて、なんかいい感じです。
そろそろ試合開始時刻も近づいてきたので、アウェイゴール裏の応援席へ。
反対側のホームゴール裏には、フラガールや炭鉱夫の大きな幕が。「一山一家」の横断幕とともに、炭鉱とハワイアンズといういわきのアイデンティティを象徴していていい感じです。
よく見るとフラガールと炭鉱夫は、 僕も大好きな映画「フラガール」の蒼井優さんと豊川悦司さんでした。
真ん中の武将はわからなかったのですが、後で魔除けの守り神「鍾馗(しょうき)」であると教えてもらいました。
今日のゲームスポンサーによる挨拶を聞いていたら、その会社の社長さんが、FMいわきの社長も務めていて、今日の試合もラジオで生中継してるとのこと。早速持っていたラジオのスイッチを入れてみました。実はFMいわきの周波数と水戸のコミュニティFMのFMぱるるんの周波数は同じなのでプリセット済みなのでした。
ただ、その後は応援の音が大きくなるのでラジオは仕舞いました。
そして先ほど会ったハーマー&ドーリーのパフォーマンス。結構ダンスがうまい子です。
14時頃に試合開始。
ちなみに今日の主審は山下良美さん。ワールドカップなどでも笛を吹いた国際審判員でもあります。ただ、前に山下さんが主審を勤めたアントラーズの試合中継を見た時の感想としては、あまりファールの笛を吹かない印象がありました。これも、日本ではファールを取るようなプレイも、海外では流すことが多いので、海外流なのかなとも思いました。
前半はいわきの攻撃が目立ち、ホーリーホックは守る時間が多かったですが、お互い無得点で終えてハーフタイムに入ります。
ここでアルコール補給。今度はウイスキーハイボールにしたのですが、これが郡山市のウイスキーを使ったもの。前にも飲んだことがありますが、このようにご当地グルメが楽しめるのは非常にいいです。
ハーマー&ドーリーはハーフタイム時にはアウェイ側にも来てくれました。
後半に入ると50分に、ホーリーホックが草野侑己選手のゴールで先制します。
このゴールを守りきってほしいと願いましたが、75分にいわきに同点ゴールを決められてしまいました。去年のアウェイいわき戦では、3点取りながら4点取られて逆転負けしていてその時の記憶が強く、今日はそうならないことを願っていると、その4分後に、途中出場した中島大嘉選手が再びリードを奪うゴールを決めました。
雨の中で決勝ゴールを決めたアウェイ栃木戦後のインタビューで、うまい棒を買うくらいの軽い気持ちでゴールを決めた、と話したのを受けて、水戸サポーターの間ではうまい棒を持って応援することもありますが、今日も周りの人からうまい棒をもらっていたので、みんなでうまい棒を掲げてゴールを喜びました。
残り時間まであとわずか、今シーズンはしっかり守って見事に勝利しました。
これでいわきにはホームとアウェイの両方で勝利するシーズンダブルを達成し、さらにはJ2残留を確定させる勝ち点を得ることができました。
試合後の本間幸司選手。
試合前の選手バス到着時にはいわきサポーターからも手を振られていました。
得点を決めた草野選手。
なんか目が合っているようで、写真を整理していてドキッとしてしまいました。
そして中島選手。
今日のスタジアムはチケット完売だったそうで、退場時にはアウェイ側にも大入り袋を配ってくれました。
帰り道のシャトルバスもあるにはあるのですが、待ち時間がありそうだったので帰りは歩くことにしました。歩いても30分くらいで湯本駅に着きました。
時間はまだ5時前。これから居酒屋タイムですが、少し早いせいかあまり空いているお店がありません。
実は湯本では前に行ったことのある居酒屋「おかめ」に行きたいと思っていたのですが、残念ながら今はもう閉店していたのでした。
とそこへ、2階で営業しているお店を見つけて、ちょうどお店の人が降りてきたので確認して入ることにしました。
そこはなんといわきサポーター御用達のお店らしくて、他のお客さんも試合帰りだったようです。僕も応援帰りのユニフォーム姿のまま行ったので、とりあえずおめでとうの言葉をかけていただきました。
ここではボトルのギネスを飲んでると、店内のモニターでは今日の試合映像を流し始めました。帰るまでの時間はまだたっぷりあるので、カウンターでお隣席のいわきサポーターさんたちと、地元ならではのいわきFC事情なども興味深く聞かせてもらいながら、途中から来た別の水戸ホーリーホックサポーターさんと一緒に、最後まで見ちゃいました。
2杯目のビールには、スタジアムでも販売していたHOP JAPANのまた別の種類のボトルビール。
先に帰るというお隣さんを見送っていると、なんと僕の分のお代も支払ってくれるとのこと。遠慮したのですが、最後はありがたくご馳走になりました。
帰る前に一緒に写真も撮らせてもらいました。
本当にありがとうございました!
いわきはお隣さんの感覚で、とても他人とは思えないのですが、また一つ繋がりが増えました。いわきFCも今日の敗戦でJ1昇格プレーオフの可能性が消えたとのこと。来シーズンもいわきとの常磐線ダービーができることを嬉しく思います。
ちなみに、お店の方はBリーグ福島ファイヤーボンズのチア関係の仕事もしているとのこと。
僕も何度かファイヤーボンズの試合を見ているし、ファイヤーボンズのチアには昨シーズン茨城ロボッツのRDTにいたMARIさんもいるし、今度はそちらの話もじっくりとしたいものです。
帰りの電車まで少し時間が空いてしまい、もう一軒飲みに行くにも中途半端だったので、湯本駅のホームにあった足湯でのんびりとひと休みしました。
今日は楽しいいわき遠征(というには近いですが)でした。