ホーリーホックは先週のアウェイいわき戦でJ2残留を決めたので一安心ですが、相手の山形はJ1昇格プレーオフ圏内を争っているので気合を入れて水戸にやってくるでしょう。そして今日がホーリーホックのレジェンド本間幸司選手の最後のホームゲームでもあります。久しぶりに先発メンバーに名前が載りました。
事前に引退を発表していたこともあり、本間選手の記念グッズなども発売されていたので、タオルとキーホルダーを買いました。
スタジアム場外にはホーリーホックに在籍していた26年分のバナーも飾られていました。
2024/11/3
— Katsumi (@Scousekats) 2024年11月3日
この日のためにスタジアム場外に飾られた本間幸司選手のバナー。1年に1枚だけど26年分あってすごい!#水戸ホーリーホック#本間幸司 pic.twitter.com/xfYduvKUyH
選手バス到着時にもサポーターから大きな声援と拍手。
試合前練習。
試合中の写真はなかなか撮れませんでしたが、1枚だけ。
試合の方は、前半に山形に先制されましたが、後半58分に長澤シヴァタファリ選手が同点ゴールを決めました。
なんとしても勝利で本間選手を送りたいという願いはありましたが、その後山形に2点を取られてしまい、1対3で試合終了。
試合後にはホーリーホックだけでなく、山形の選手や審判たちによる花道が作られて本間選手が退場しました。
今日は本間選手のホーム最終戦というのと、相手山形がプレーオフ進出をかけていることもあってか、ホームゲーム入場者数の最多記録を更新する10,488人の来場となりました。
おかげでグルメエリアが大混雑して、満足にフードもビールも買えませんでしたが、買う時に2杯買う作戦でしのぎました。
試合後は恒例のホーム最終戦イベントがあり、キャプテン村田航一選手、森直樹監督、小島耕社長の挨拶がありました。
今シーズンは序盤に負けが続いて監督交代がありましたが、後を引き継いだ森監督がなんとか立て直した苦しいシーズンでした。
ちなみに僕の今シーズンのリーグ戦の応援記録としては、ホーム18試合、アウェイ3試合に応援に行き、7勝7敗7引き分けでした。ホームでは7月にLuckyFesに行った1回以外は全て行ったことになります。アウェイは仙台、宇都宮、いわきに行き2勝1敗。昨シーズン行った千葉には行きたかったですが、ロッキンと重なったために行けませんでした。
そしてこの後は本間幸司選手の引退セレモニー。
日立市出身で水戸短大附属校を卒業後は浦和に加入。浦和には3年間在籍したものの試合には出られず、1999年に当時JFLの水戸ホーリーホックに移籍します。それから26年もの間在籍しています。
僕がホーリーホックを応援しはじめた頃は当然本間選手がゴールを守っていましたが、気がつけばサブにも入らないことが増え、それでも毎年当たり前のように契約を更新して、入れ替わりの激しいホーリーホックの中でチームの歴史や地域との繋がりを語る貴重な存在でした。このままずっとホーリーホックに在籍するんじゃないかなと思ったりもしたので、引退発表には驚きました。でもきっとなんらかの形でホーリーホックのために力を貸してくれると信じています。
スタジアムにいつも掲げられている「幸司とJ1へ」はついにかないませんでしたが、また別の形で実現したいものです。
セレモニーでは、新人の浦和時代にお世話になったという野人 岡野雅行さんや、鈴木隆行さん、三浦知良選手などからのビデオメッセージが流れ、家族から花束が送られました。そして最後にはビデオメッセージを送った岡野さんがサプライズでピッチに登場し、直接花束を手渡しました。
セレモニーまで残っていた山形サポーターからも、本間選手への横断幕が掲げられたり、コージコールが上がったりして、とても嬉しかったです。
もちろんバックスタンドからも、「俺たちのコージ」のチャント。
コージ、コージ、俺たちの、俺たちのコージ。
— Katsumi (@Scousekats) 2024年11月3日
コージ、コージ、俺たちの、俺たちのコージ。#水戸ホーリーホック#本間幸司 pic.twitter.com/w4FHs4YZYH
セレモニーの後にはバックスタンドまで来て、サポーターの前でも挨拶。
他にもよく見ればホーリーホックの歴代OBなどもいて、最後はバックスタンド前での記念撮影を見届けてスタジアムを後にしました。
その後はホーリーホックのユニフォームを着たまま水戸駅近くの居酒屋で飲んで、試合後の余韻に浸りながら水戸駅に行ったら、同じようにユニフォームを着た山形サポさんを見かけたのでお互い微笑みながらすれ違いました。
こういうのなんかいいな。