まずは道の駅よつくら港へ。今日は食事をする場所がない可能性があるので、ここでお昼ご飯を調達しておきます。
富岡町で海沿いに作られた仮設焼却施設の脇を経由して常磐線富岡駅の跡地で一度車から降ります。
少し前までは駅前に津波被害の跡が残る家が残っていましたが、つい最近取り壊されました。
去年僕が訪れた時は桜が散った後でしたが、今回はばっちり満開でした。この町のシンボルでもある桜並木と、この場所がまだ帰還困難区域である現実を見てもらいました。
次は帰還困難区域内を通る国道6号線を大熊町、双葉町、浪江町と北上します。両脇の民家の入り口にあるバリケード、黄色点滅でノンストップで走ることができる国道、海側にチラッと見える福島第一原発の排気筒などを説明しながら南相馬まで行きました。
南相馬の道の駅で休憩して四倉で買っておいたお昼ご飯を食べた後、常磐道で折り返しいわき市久之浜の仮設商店街「浜風商店街」に立ち寄りました。ただ、話好きのおばちゃんたちはあいにくおらず、何軒かのお店も閉まっていたのであまり長居はしませんでした。
そしていわき駅で電車で帰る友人たちと解散しました。
僕自身も最近は福島に行く機会も少なくなってしまい、以前来た時と少し景色が違って見える場所もありましたが、関西から来た友人たちにとっては初めて見るものばかりでした。ニュースでしか知らなかったことを実際に現地に来て肌で感じてもらえたと思います。