夜勤前に京都観光。今日は下鴨神社に行く。森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」に登場したので気になっていたところ。小説では神社での古本市が出てきたけど、今は時期的には異なる。
でも古代の森が広がる境内はやはり神秘的な雰囲気があった。梅がちょうどきれいに咲いていた。
ところで、出張に持参していた宮部みゆきの「日暮らし」に、川崎大師の近くに行く用事がある場面で、「厄除けというのは、それだけを目的に、一心に伺ってしていただくもので、遊興や仕事のついでに立ち寄るなどという不埒なことは、厳に慎まねばならない」という記述があった。
僕も、普段観光で神社やお寺に行ってもほとんどお参りをしないので、妙に納得した。