常磐線地酒列車「ときわ路ほろよい号」

先週は水戸線の地酒列車に乗りましたが、今週は常磐線地酒列車「ときわ路ほろよい号」に乗車してきました。今度の乗車区間水戸駅から土浦駅の往復です。

 

集合・受付は水戸駅

今までの地酒列車は茨城県酒造組合によるものでしたが、今回のは土浦の酒販店、佐藤酒店によるものでした。なのでパンフレットもちょっと簡易版でした。

水戸駅は6番線から発車。

 

車内に乗り込むと本日の提供酒瓶が並んでいます。

 

4種類の清酒と、どぶろくとおつまみが銘々に配られます。

 

こちらはお土産にもらえる300mlの瓶。「ほろよい号」のヘッドマークと同じデザインのラベルのついた男女川の記念酒です。

 

おつまみセットは土浦の「鮨の旦兵衛」によるもの。

 

水戸駅を出発したら早速乾杯です。

 

パックの底にお酒の名前が書かれています。

月の井、松盛、一品、日之出鶴と、記念どぶろくにおつまみ。

 

このどぶろくは、佐藤酒店が土浦市の米と副原料で造る「クラフト酒」の第5弾として、土浦の特産品であるれんこんを混ぜ込んでつくったものだそうです。

僕は濁り系の酒はあまり飲まないのでどぶろくも飲んだ記憶がありませんが、試しに飲んでみると結構いい感じでした。おつまみはカレー味のチップスなので、どぶろくと合わせて食べると口の中でカレーライスができる、というシャレでもありました。

 

こちらがこのどぶろくを考案した佐藤酒店の青木さん。

 

水戸駅から土浦駅までは普通に各駅停車で行けば45分くらいなのですが、この「ときわ路ほろよい号」は臨時列車なので途中で通過待ちをしたり時間調整をしたりでのんびりと走ります。確か内原駅で30分くらい停車したかと思います。

 

車窓にれんこん畑が見えるともうすぐ土浦駅に到着するので、降りる支度をしているとなんとこの列車は土浦駅を通過して荒川沖駅まで行ってから折り返しました。なんかサッカーでいうアディショナルタイム、バスケでいうオーバータイムのようなサプライズでした。これでもう少しお酒が飲めるというものです。

水戸駅を出発したのが10時33分、土浦には11時58分と通常の倍近い時間をかけて終点の土浦駅に到着しました。

 

土浦駅ではJR水戸支社のキャラクター「ムコナくん」と、土浦市のキャラクター「つちまる」がお出迎えしてくれました。

 

土浦では特に予定はありませんでしたので、口直しのビールを飲みに土浦駅ビルの中にある佐藤酒店のお店に立ち寄りました。

ここは日本酒をはじめビールや焼酎などの茨城のお酒を置いてあるばかりでなく、立ち飲みができるのです。他にも地酒列車に乗ってきた人たちが飲んでいたので、お話ししました。

 

そしてちょうど昨日と今日の2日間、土浦カレーフェスティバルが近くの運動公園で行われていたので、そちらでお昼としました。

 

そして土浦駅から水戸駅までの復路にも乗車します。

そういえば、いつも地酒列車にスタッフとして乗車しているJRの社員さんが、今日はプライベートで乗車していて、声をかけてくれました。

 

往路と復路はそれぞれ別の申し込みだったのですが、提供されるお酒は往路と同じでした。

ただしおつまみは往路とは異なり、今度は土浦の「Hisa 旬菜とワイン」による洋食でした。

 

復路も羽鳥駅赤塚駅でそれぞれ30分くらい停車しました。

お酒は飲み放題というわけではないのですが、追加のお酒もたくさんあり、実質的には飲み放題のようなものでした。でも、明日からはまた仕事なので少し控えめにしておきました。

 

最後に、佐藤酒店のみなさまと記念写真を撮らせてもらいました。ありがとうございました。