去年ロンドンで開催された、ポールマッカートニーが1963年から1964年にかけて撮影した写真の展示会「Eyes of the Storm」が東京でも開催されているので行ってきました。7月19日から9月24日までの約2ヶ月間開催されるので、本当は8月の暑い中に東京まで出かけたくはなかったのですが、普通の週末は他の予定が入ることが多く、うっかりすると見逃してしまうので、頑張って行ってきました。
会場は六本木ヒルズ森タワーの52階にある東京シティビュー。
六本木ヒルズへは地下鉄六本木駅から外を歩かずに行けるので助かりました。
ただし、六本木ヒルズ自体が大きなところなので美術館の入り口がどこか探してしまいました。
チケットは前売り券もありましたが、時間指定ということで面倒だったので買わず、そこまで混雑しないだろうと思い当日券を購入しました。同じフロアで開催している別の催しの方はとても混雑してたようです。
入り口を入ると最初はフォトスポットエリア。
再度入場券を見せるといよいよ写真展エリアです。
今回の写真展は、一部を除き写真撮影が可能でした。
この写真展に展示されている写真は写真集にもなっていて、実は僕もすでに洋書版で購入していたのですが、まだちゃんと見ていませんでした。なので新鮮な気持ちで見ることができました。
ポールが自分のカメラで撮影した写真なので、ポール自身が写っている写真は当然あまりないのですが、他のメンバーやスタッフ、友人たちの写真はポールだからこそ撮れた写真だし、各地で見られたビートルマニアの群衆や警備員などを撮ったものは、普段は写真を撮られる側から見た景色ということで面白いものです。
数少ないポールのセルフポートレート。
パリで、自身を撮影するカメラマンを撮る写真。
ニューヨークでビートルズが乗った車を追いかけるファンを車の中から撮った写真。
この構図はそのまんまビートルズの映画「ハードデイズナイト」のオープニングです。
マイアミのプールでくつろぐジョンレノンとその妻シンシア。
撮影場所もビートルズの活躍と共にリバプール、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ワシントンDC、マイアミと広がっていくのですが、パリやアメリカなどで撮った街の景色などは、ポールも一人の観光客みたいで微笑ましく思えました。
各撮影場所を記した文字。
この写真展は東京の後に大阪でも10月から来年1月にかけて開催される予定です。