劇団「キミトジャグジー」の演劇公演を見に行ってきました。
会場はお馴染みの水戸市新荘にある稽古場「風」。
キミトジャグジーの演劇は8月の水戸芸術館での演劇フェスティバル以来です。
その時の演目「ケンと夢の箱」もシンプルなセットでしたが、今回の作品もそれ以上にシンプル。というか、舞台奥に出入りできる袖があるだけで、飾りさえありません。
登場人物は5人のみ。それなのに、役者の話すセリフや動きを見ていると、頭の中には中世ヨーロッパのお城の中の牢屋が浮かんできます。この想像力を掻き立てられるのがシンプルな舞台の面白さです。
俳優陣もお馴染みの皆さんですが、いつもはスタッフとして名前が上がっている青木美都子さんが俳優として出演しているのを見ることができたのが珍しかったです。
公演の後は特別企画として、キミトジャグジーと同じく結成20周年を目前とした劇団プロフェッショナルファウル(PF)との対談がありました。僕自身はPFの舞台はちゃんと見た記憶はありませんが、役者たちはたぶん演劇フェスティバル等で見ているかもしれません。
キミトジャグジーは比較的短い頻度で公演を行なっているのでその分、見る機会も多く、次回公演は来年の3月に予定しているようで、楽しみに待ちたいと思います。