カフェ イン 水戸 2008

水戸の街中(まちなか)を舞台にアート作品を展示する企画を見てきた。ちょうど今、茨城県では第23回国民文化祭というのも開催しているので、その参加プログラムの一つでもある。それに水戸芸術館では、連続講座「人とアートと街」というタイトルの講演があって今日はその3日目、金沢21世紀美術館の館長さんが講師になるというので、興味があったのでこの講座をメインにして、水戸駅から芸術館までをぶらぶらと歩きながら展示作品を見た。
この企画も今年で3回目だけど、実際に街中で展示されている作品を見るのは初めて。
空き店舗や空きスペースを利用して展示しているもの、通常営業しているお店の中に展示しているもの、それにスタンプラリーもあった。
普段だと芸術館のギャラリーで見るような作品が、街中にあるのは新鮮な気分。
例えばこれは、空き地に何やら作品がある。これがどんな意味があるかなんてあまり考えなくてもいいと思う。ただ地面に物体があって、これは何だろう?って思うだけでいいと思う。


これはストライプの布をアーケードにぶら下げた、フランス人のダニエル ビュレンヌの作品。彼は以前芸術館でも展示をしたときにも商店街に旗を展示していて、今回はその再現。広告じゃないデザインもいいと思う。


こちらは以前映画館だった建物の入り口と中。閉館してしまった映画館の壁に映像作品を流すなんて思わず涙が出てしまう。


スタンプラリーでは、このような展示箇所を6カ所を回ってスタンプを集めると、ひびのこづえデザインのオリジナル手ぬぐいをもらえる。
これは、水戸デザインフェスというものの今年のテーマが手ぬぐいだから、だそうだ。