天狗納豆、謎のアジア納豆

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作家高野秀行さんのオンライン LIVE「辺境チャンネル」に参加しました。高野さんを隊長として本の雑誌の杉江さんが隊員となっている「辺境チャンネル」、すでに何回か開催していたのですが僕が参加するのは今回が初めてです。今回のテーマは「謎のアジア納豆」ということで、高野さんの本は一度読んでいましたがこの日のために再読しておきました。
 
納豆大好きな県から参加するにはせっかくなので水戸納豆を買っておこう、ということで高野さんの本にも登場する、水戸駅近くの天狗納豆こと笹沼五郎商店に行って藁苞納豆を買いに行ってきました。

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納豆で有名な水戸ですが日本における納豆の発祥地というわけではなく、水戸に鉄道が開通した頃に偕楽園に観梅に来た観光客に向けて納豆を売り出したのが水戸納豆を有名にしたきっかけ、というのが事実のようです。実際、今日行った笹沼五郎商店に併設されている天狗納豆展示館でも、宮城県の納豆名人を連れてきて水戸で納豆を作ったことが書かれていました。
 
今日はたまたまこの笹沼五郎商店で創業130周年の「笹沼清左衛門 天狗納豆創業の地碑」が建立され、除幕式が開催されていました。水戸市の高橋市長も出席していたようで、除幕式の後に納豆展示館を見学しているところに僕も遭遇しました。市長のブログの中の写真にも僕が映っていました。 
 
そして午後2時から「辺境チャンネル」が始まりました。ZOOMを利用したオンラインイベントです。今回のテーマは納豆ということで、納豆大好きな僕としてはとても楽しみにしていました。僕も納豆を食べ、そしてタイのビールを飲みながら参加しました。

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本に載っていた話を直接聞くことができるのはもちろん、本に書かなかった話や本に載っていなかった写真などを紹介してくれて、あっという間に2時間半が過ぎてしまいました。
 
アジア、そして日本の納豆で共通するのは辺境の地に暮らす人々によって食されていたもの。なんだかわくわくするストーリーでした。
 
「辺境チャンネル」の次回は8月29日に「ワセダ三畳青春記」をテーマにしたものとのこと。これも楽しみです。