お正月には落語を聴きたい、と思い、水戸のみやぎん寄席に行ってきました。
午前中の古今亭菊之丞さんの回は前売り完売だったので、午後1時半からの笑福亭茶光さんと三遊亭萬都さんの二人会です。
その前に、お正月なので水戸東照宮にお参りに行きます。
御朱印をいただき、おみくじを引きましたが、小吉でした。
東照宮にはもちろん地元水戸の酒、吉久保酒造の一品と明利酒類の副将軍の酒樽が奉納されていたのですが、明利酒類のウィスキー、高藏の樽もありました。神社にウィスキーという組合せには驚きましたが、これもある意味地酒です。こういうのを見ると飲みたくなります。
そしてみやぎん寄席へ。
茶光さんと萬都さんは二人とも初めて聴きましたが、茶光さんは何度もみやぎん寄席に出演していて、2023年にはみやぎん寄席の席亭賞を受賞しました。大阪出身で、鶴光さんの弟子だそうです。
そして萬都さんは高知県四万十町出身で、だから「まんと」だそうです。去年5月に二ツ目に昇進して、今回はその昇進祝いの会でもありました。
お二人によるトークの後、最初の落語は萬都さんの「のめる」。口癖を行ったらお金を出すという話で、一人は「つまらない」、もう一人は「飲める」というのが口癖。どうやってその口癖を言わせるかで笑わせてくれました。
次は茶光さんの「長短」。せっかちさんとのんびりさんの二人の会話ですが、性格の異なる二人を見事に演じるのが面白い。
休憩を挟んで、今度は茶光さんの「つる」。茶光さんは上方落語ということで、見台と膝隠しも出てきました。鶴という鳥は以前は首長鳥と呼ばれていて、それがなぜ鶴と呼ぶようになったか、という話です。
そしてトリは萬都さんの「厩火事」。これまでの3席は聴いた記憶がありましたが、この話は初めてだったかもしれません。仲がいいのか悪いのかよくわからない夫婦の夫婦喧嘩話ですが、最後は夫が妻を優しくして幸せな気分になりました。
終演後に行われたジャンケン大会ではサイン色紙や手拭いが出されましたが残念ながら当たらず。でも外で一緒に写真を撮らせてもらいました。
落語の前には、まず水戸駅の地酒バーで、元日のラジオ特番で紹介されていた、岡部合名のArabashiri。
お昼の天ぷらそばには磯蔵の稲里を合わせました。
落語の後は、みやぎん寄席と同じく宮下銀座にある「クラフトビールと、私」で、大洗のビーチカルチャーブルーイングのクラフトビールを4種。前から飲みたかったものの、いつもタイミングが悪くて飲めなかった「干し芋レモン」をやっと飲むことができました。
もっさんでは、吉久保酒造一品の初しぼり。
最後に大衆酒場志音へ。
年末放送のテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で、太川陽介さん、卓球の水谷隼さん、ぱーてぃーちゃんの信子さんがこのお店に訪れたのを見て久しぶりに来て、みなさんが食べたなっとう天ぷらも食べました。
店内には出演者のサイン色紙もあり、店主さんに許可をいただき写真を撮らせてもらいました。
さらに、昼間に東照宮で明利酒類の高藏ウィスキーの樽を見て飲みたくなりましたが、こちらにメニューにあったのを見て、当然頼みました。