水曜日から今日まで、大阪に出張に行ってました。荷物になるかと思って先日買った「模倣犯」は3冊のうち2冊しか持っていかなかったのですが、出張の途中で読み終わってしまいました。まだ途中なのですが、ある事件について、登場人物の周辺のエピソードを絡めながら話が進むというおなじみの宮部ワールドが、ある時点で別の人物の視点で繰返し語るという構成は、今まで読んだ宮部作品と比べても、格段とパワーアップした感じです。
続きを読みたいけど、「3」だけ買うのももったいないので、なんばのBOOK OFFでこれを買ってきました。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/12/26
- メディア: 文庫
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- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/09/14
- メディア: 文庫
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ところで、みゆきちゃんが時代物でよく使う独特の表現として目につく、「かつかつ」とか「おっつかっつ」という形容詞が「模倣犯」にも出てきたのでちょっとにやりとしてしまいました。