大崎梢「サイン会はいかが?」

木曜日から3日間、大阪に出張だった。単行本、文庫本合わせて3冊の本を持っていったのだが、そのうちの1冊は読みかけだったとはいえ2日目で読み終えてしまった。そこで土曜日に、梅田の紀伊國屋で購入した。

「配達あかずきん」から始まった「成風堂書店事件メモ」シリーズの3作目。書店を舞台に毎回大小さまざまな騒動を描いたこのシリーズは、本好きならどのエピソードもにやりとしてしまう。一応ミステリだけど、殺人事件などではなくて日常の謎のようなもの。だからこそシリーズになっても飽きない。単行本には珍しく巻末に解説がついているが、それが「本の雑誌」でおなじみの北上次郎の解説で、これがまたステキな解説。これからももっともっとこのシリーズを読んでいきたい。

今月は週2回のペースで大阪に出張に行っている。来週の出張にはもっと本を持っていかなくてはならないか。