福島花巡り、酒巡り

3月20日から6月30日まで、福島県内では「花の王国ふくしま八重たんフラワースタンプラリー」というものが開催されていて、花の名所を訪れてスタンプを集めると福島の特産品が抽選で当たるというので、日曜日に南相馬に行くことにしてその前日の移動日に花の名所を巡る旅をしてきました。

最初のスポットに選んだのはいわき市の小川諏訪神社というところ。ここでは枝垂れ桜が咲いていました。

次は磐越道で三春町に移動して、真照寺というところに咲いている水芭蕉

三春と言えば滝桜が有名ですが、そこはまだ開花前だったので今回はパスしました。

三春町でランチタイムにしたのは、三春ダム近くのTO-FU Cafe おおはたや。豆腐を使ったメニューがたくさんあるということで何を食べようかいろいろ迷いましたが、三春名物の三角油揚げがついているまめランチを食べました。食後のデザートも当然豆乳を使ったものでした。

ランチの後は再び磐越道そして東北道で北上し、福島市の花見山へ。
ここは個人所有の山ですが、公園として整備し一般に開放しています。去年は養生のため休園したので、2年ぶりの開園とのことでした。

この日は曇り空であいにくの天気でしたが、それでも周辺の野山を含めてピンクや黄色の花が咲き、それこそ桃源郷のようでした。これで青い空が広がれば最高だったでしょう。



すっかり暗くなったところでホテルにチェックインしました。
そしてこれから福島観光夜の部スタートです。
福島で飲み歩くのも約半年ぶりです。以前も入ったことのある「赤鬼」というお店を覗いてみたところ、以前はアルバイトも含めて3人で回していた居酒屋も今はおかみさんが一人で切り盛りしていました。内装も変わっていたのでちょっと戸惑ってしまいました。カウンターも満席で後から入ってきたお客さんは入れなかったようです。おかみさんの毒舌は相変わらずで楽しめましたが、やはり一人では忙しそうなので、生ビールと瓶ビールを飲んで次の店に行くことにしました。


次に入ったのは「藤むら」という和食の居酒屋さんです。ここは2011年12月に入って以来2度目のお店です。福島の地酒が飲める店です。今回も純米大吟醸呑みくらべというセットで、喜多方の奈良萬、猪苗代の七重郎、会津若松のゆりの3種類を飲み比べました。

会津若松の酒は、去年酒蔵を訪れたところで、この3つのうちでは一番気に入りました。つまみにホッキ貝を食べながら、次は銘柄指定で磐城壽という酒を頂きました。

こちらはもともとは浪江町で造っていた酒蔵です。現在は避難先の山形県でお酒を造っています。蔵は流されてしまったのですが、酵母は試験機関に預けてあったのが残っていたということで酒造りを続けられたのです。お店の人とは福島トークで楽しい時を過ごしました。


さて次はどこに行きましょうか、と思いつつ入ったのは屋台村のこらんしょ横丁。こちらでも磐城壽がありましたので再び頂きました。


そしてもう一軒、福島滞在時には毎回訪れるバー「Library」に今回も行きました。半年ぶりでもお店の人は覚えてくれているのがうれしいです。明日は早いので短めにしようと思いつつ、ついつい話し込んで夜中の2時近くまで飲んでしまいました。

この2日間のそのほかの写真はfacebookのアルバムにて。