Paul McCartney 17 May @国立競技場



前回の来日からわずか半年後に再びポールマッカートニーが日本にやってきて、今日がその1日目の公演日です。
日本では初の野外ライブということで天候が心配でしたが朝からいい天気で安心して東京に向かいました。

開場は15:30、開演は17:30と通常の夜公演と比べると比較的早い時間帯なのもいつもと違います。この時期の17:30なんてまだ明るいのにどういったステージ演出になるのだろうと若干の不安と期待を抱いていました。

まだ開場前の14時過ぎくらいに国立競技場に着いたのは、サウンドチェックを外から聞こうと思ったからなのですが、道路沿いに人が集まっているのが見えたので、前回うまくいった入り待ちを今回もしようと僕も道路沿いで待っていました。

ところが開場時間が近づいてもまだポールが会場入りしていないので、おかしいなあと思っていました。

それでもファンは待つしかないのでひたすら待っていましたが、ふと近くの人のスマートフォンの画面が目に入り、そこには今日の公演が中止、という文字が見えました。まさかと思いつつ先ほど思った開場時間との関係を考えるともしかしてそれもありえるかもと思いました。

しかしまだ噂の段階でしたので公式発表を待ちました。
ここまでは一人で行動していたのですが、一人でいることに落ち着かなくなって、一緒に見ることにしていた友人と合流しようと場所を移動し始めた頃に、ついにTwitterでポールの体調不良により今日の公演が延期となったことのツイートが流れました。

そのニュースを目にして呆然としてしまいました。でも、こんなことは初めてだけど、1980年のように完全に中止になったわけではないのがまだ救いだと思いました。今日の公演は月曜日に延期とのこと。今回のライブは土日開催だったので社会人に優しいなあと思っていたのですがどんでん返しです。

その後仕方なく新宿の居酒屋で残念会をしました。漏れ聞こえる会話を聞いているとどうやら居酒屋の他のグループも同じように残念会をしているようでした。
また、その居酒屋に後から来た客が偶然ビートルズのファン仲間だったので、一緒に残念会をしました。この友達とは別に待ち合わせをしたわけでもなかったのですが、国立競技場でも偶然会って一度別れた後で再び会ったのですごい偶然です。

今日のライブが延期になって残念でしたが、本人の体調不良では仕方がありません。それとこうやって友人たちと飲んで話したことでダメージから回復しました。持つべきは友。ありがとう!