RockCorpsとは、4時間のボランティア活動に参加するとアーティストのライブに参加することができる、というプログラムでこれまでに世界10カ国で開催されて、日本では去年に引き続き2回目となります。ボランティア活動の内容はいろいろありましたが、僕が参加したのはやはり去年と同じくいわき市でのコットン栽培でした。
今年も4組のアーティストが出演するセレブレーションですが、そのうちの1組が僕の大好きなPUFFYなので始まる前から嬉しくて仕方がありませんでした。
昼すぎに会場に着き、まずは会場外のブースで福島市や福島県のアンケートに答えました。アンケートに答えるとクジを引くことができて、当たればちょっとしたグッズがもらえるのですが、どちらも参加賞みたいなものでした。それはともかく、福島県のゆるキャラであるキビタンがいたので一緒に写真を撮りました。袖にびらびらがつき、顔に星マークがついたロックキビタンです。
それから福島市の観光PRのミスピーチのお姉さんもいたので写真を撮らせてもらいました。あとで去年の写真を見てわかったのですが、このお姉さんは去年もこのセレブレーションの会場にいたのでした。
それから、ボランティア活動の様子を写した写真が展示されてあり、僕が参加した時の写真も発見しました。
参加者のメッセージボードもありましたので、僕も一言書いてきました。
これらを見たあと、開場まで少し休憩です。去年はこの開場待ちの時間にビールでも飲もうと思ったら売っている場所が1箇所しかなくビールを飲むのに40分も待ったので、今年は缶ビールを持ち込みました。でも今年はビール売り場が複数あったので、並ばなくても買えたようでした。
開演前には福島県の内堀知事が挨拶してました。なんでも知事はヘビメタが好き、とのことでちょっとびっくりです。
そしていよいよライブがスタートです。1組目にいきなりPUFFYが登場しました。
PUFFYは7月に水戸で見て以来でしたが、その時よりもギターが一人少なく、キーボードもいない、3人編成のバックバンドでした。曲も全て知ってる曲ばかり、と言いたいところでしたが、新曲が1曲あったのと、1曲だけタイトルがうろ覚えでした。それでも全9曲、最後はおなじみアジアの純真を福島バージョンで聞くことができて大満足です。
このセレブレーションは単にアーティストがライブを披露するだけではありません。出演するアーティストたちもボランティア活動に参加していたのです。そしてもちろん観客も日時や場所は違ってもボランティアをしていた仲間たちです。そのことがなんどもステージから伝えられると、それだけでウルウルしてしまいます。そう、ボランティア活動の打ち上げをみんなで祝福して楽しむ、ということからこの場をセレブレーションと呼ぶのだそうです。
PUFFYのステージが終わると一旦外に出てビールの補給です。すると以前社内有志の福島ツアーでお世話になったHさんが歩いているのを見つけました。彼女はこのRockCorpsに協賛している福島交通の社員で今日は仕事できているそうです。思いがけず再会できてうれしくなりました。
開場に戻るとすでに2組目のステージが始まっていました。2番目に登場したのはHOME MADE 家族というグループ。全然知らないんだけど、会場のあづま体育館には震災後に避難所になっている時に来て以来とのことです。曲は知らなくてもそういうMCを聞くといつの間にか体を揺らして聞いてしまいます。
3組目は中島美嘉。こちらも名前だけしか知りませんでした。
この会場に、スコップ団で一緒だったOさんも来ていることがわかりました。中島美嘉のステージの後に再びビール補給している時に合流することができました。
4番目、今日のラストに登場したのはアメリカからのwill.i.amというDJスタイルのアーティストでした。こちらも名前も曲も全然知りませんでしたが、90年代ロックをサンプリングしてたりもしてたので楽しく踊ることができました。日本語を交えたMCも愛嬌があってよかったです。
ステージが終わって会場の外に出て、去年このRockCorpsで出会った福島市に住むKさんとも再会しました。
それから、いわき市でのボランティア活動の時にスタッフだったOさんとも再会できました。
今日再会したHさん、Oさんを含めたこの4人とは別々の場所で会ったのですが、それが今日いっぺんに会うことができました。我ながらびっくりする1日です。
そして会場の外にはブラックじゃないももりんもいました。
去年は4組とも名前や曲を知らないアーティストばかりで、それでも楽しかったのですが、今年は大好きなPUFFYが出演して、いろんな人と再会できて、本当に楽しい1日でした。
でも今日はまだ終わりません。バスで福島市内に戻り、ホテルにチェックインした後はスコップ団仲間のOさんとその友達の3人で飲みに行きました。先月はお盆休みで行くことができなかった「藤むら」です。ここは福島の地酒を中心に日本酒が充実しているお店です。3人で楽しく話をすることができました。
2人と別れた後はひとりでもう1軒、おなじみのバー ライブラリーに行きました。ちょうど今月の10日が10周年とのこと、少し早いですがお祝いを言うことができました。
まずは先月来たけど飲めなかった桃のカクテルをいただきます。
それからジントニックに続いて最後はグレンリベット。今日は18年でした。
今日は最後まではいませんでしたが、それでも2時近くまで飲んで、楽しかった福島の1日が終わりました。
追記:翌朝、ホテルで福島民報を見ていたら、この日の様子が記事になっていました。