日立シビックセンターで行われたWe Banjo 3のコンサートに行ってきました。We Banjo 3とは初めて聞く名前でしたが、アイルランドの4人組でアイリッシュトラッドバンドです。その名の通りバンジョーを使うのが特徴ですがメンバーは3人ではなく4人です。バンジョーといえば普通はアメリカのカントリーミュージックを思い浮かべますが、そもそもカントリーはアメリカに渡ったアイルランド移民が始めた音楽です。アイリッシュ音楽にも当然合うわけです。
今回のコンサートではチケットにワンドリンクが含まれていました。会場のロビーではギネスなどを販売するバーカウンターができていましたが、そこにいたのは水戸のアイリッシュパブKellsのマスターでした。僕も時々行くパブなので挨拶してギネスを飲み開演を待ちました。
4人のメンバーは実は2組の兄弟だそうで、フィドル、ギター、バンジョー、マンドリンが基本編成のようで、曲によってはマンドリンの代わりにバンジョーが2台になりました。太鼓はいないのにバスドラムのような音がするなと思っていたら、足元で操作することで音が出るものを使っていたようです。MCは曲名以外はほとんど日本語でした。楽器や曲を紹介した後ですかさず「CDはロビーで売ってます」と付け加えるのが笑いを誘いました。
約40分のステージが終わると一旦休憩に入ったので再びバーカウンターでギネスをおかわりしました。本当は飲みながら演奏を聞きたいくらいでした。休憩の後の第2部も約40分、最後の方は観客に向かって立ち上がるように促し、一緒になって手拍子足踏みをして楽しむことができました。
アイルランドには行ったことがないのですが、こうやって生演奏を聴くと行ってみたくなります。
終演後はロビーでサイン会が始まり、開演前に買っておいたCDにサインをしてもらいました。