勿来の関、フラガールロケ地巡り

いわき市を舞台にした映画「フラガール」のロケ地が近くなので、小名浜から家に戻る途中、まっすぐ帰らずにちょっと寄り道。

まずは小名浜市民会館と小名浜漁港。
市民会館は一時期小名浜地区ボランティアセンターの駐車場として利用していたところ。ここではハワイアンセンターオープン前の巡業のシーンが撮影された。雨が激しかったし何度も来ていたところなので車の中から見ただけ。

そして小名浜漁港も同じシーン。窓から漁船が見えたので港での撮影だったことがわかる。ここも車窓から。


次のロケ地に行く前に、映画とは関係ないけど、茨城県との県境にある勿来の関へ。

ここは関東と東北の境界になり、「来る勿れ」という言葉が地名の由来。小学生の頃から気になっていた地名だったけど、やっと来ることができた。立派な銅像やいろいろな歌碑があった。


茨城県北茨城市に入り、国道6号線から折れて山の方に向かう。
北茨城市関本町にある神の山住宅は、常磐炭坑の炭坑労働者向けの住宅、いわゆる炭住が今も残っているところ。
長屋風の炭住に加えて、世話所という建物がある。

中をのぞくと会社と家族が一体であることを示す「一山一家」の額が掲げられている。

この世話所は実際に使われたものなのか映画のために建てられたのかはわからないけど、建物の入り口にはロケ時に使用した張り紙などがそのまま残っている。映画の撮影からもすでに少なくとも5年経っているので、どちらにしてもだいぶ風景に馴染んでいえる。

これは豊川悦司が上っていた火の見櫓。

世話所で眠る猫。

ちなみにこの関本町は、僕の母親が通った小学校がすぐ近くにある。母親もこのあたりに住んでいたのだろう。


北茨城市にはもう一つ、中郷町にも炭住があって、こちらもロケ地となった。こちらにも世話所がある。

こちらの中にも映画で使われたのであろう予定表があった。

この地区には常磐炭坑の坑道入り口に掲げられていたのであろう碑が記念に残されていた。

そしてこの地区には、「フラガール」の主人公である蒼井優が住んでいたという設定の家がある。

ちょうどその家は誰も住んでいないので窓越しに中を覗くことができた。

レトロ風に撮ってみたけど、こんな風景が現役で広がる。

最後のロケ地は高萩市のJR高萩駅前にあるそば屋「うらじ」。時間的にもここでお昼を食べようと思っていたのだけど、行ってみたらなんとお店は休みだった。残念。また来てみよう。

おまけにJR高萩駅。特徴のある建物で意外と有名?



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