ひたちなか市災害ボランティアセンター活動記録

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今日はホーリーホックの試合の日で、当初はその応援に行くつもりでした。でも昨日ボランティア活動が中止になったので、今日こそは参加しなくては、と思い地元のひたちなか市のボランティアセンターに行くべく朝8時過ぎに家を出ました。受付は9時からとのことでしたが、社会福祉協議会に設置されたボランティアセンターに着いたらすでに受付可能でした。
 
受付では最初に名前や住所等を記入し、ボランティア保険については先日ネットで申し込んでいたので加入済みと申告します。もし未加入の場合はその場で無料で加入できたようです。緑色のビブスを受け取り、名前を記入したシールを貼ってそのまま9時までロビーで待機します。

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だんだんとボランティアの参加者も集まってきて、9時になったところですでに受付していた人から10人ほどが最初の現場に派遣されるとのことで名前が呼ばれました。僕もその中に入っていたので第1弾としてすぐに移動しました。ボランティア12名とスタッフ3名が社協が用意した3台の車に乗ります。派遣先は那珂湊の栄町でした。
 
栄町についてから2班に分かれましたが、僕はあるお宅の家財道具の片付け班になりました。栄町は那珂川の河口近くの地区で、那珂川に合流する小さな川の水が溢れたそうです。

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依頼主はお年寄りの男性でした。気持ちは元気一杯で、一人で片付けを行っていましたが、大きいものは手に余るのでボランティアの手を借りることにしたようです。すでに水は引いているので見た目には被害状況はわかりませんでしたが、荷物を取り出すと中に水が溜まっていたりするので、確かに水が来ていたんだなとわかります。作業の合間に話を聞くと、地面から膝のあたりくらいの高さまで水が来たようです。
 
依頼主の方があらかじめ片付けや仕分けを行っていたこともあり、お昼休憩を挟んで当初の想定よりもだいぶ早い時間に本日の活動は終了となりました。
 
県内の他の地域ではもっと大変な状況のようで、ボランティアの人数も多数集まったようですが、それに比べたらひたちなか市は規模も小さく、その分和やかに活動を行っている印象でした。被害が大きかったところの状況は気になるところですが、まずは足元からということで地元のお手伝いができてよかったです。