去年に引き続き天皇杯3回戦の試合がケーズデンキスタジアム水戸で行われたので、水曜の夜ですが応援に行ってきました。今回の対戦相手はJ1の横浜Fマリノス。
天皇杯ではいつものバックスタンドではなく、ゴール裏の芝生席が応援席になります。去年はバックスタンドに座ったのですが、今回はゴール裏にしました。
カップ戦なのでお互い普段のリーグ戦とはメンバーを変えているかと思いますが、普段のマリノスの試合を見ていないので、どんなふうに変えているかはよくわかりませんでした。
ちなみにマリノスの監督は元Liverpoolの選手だったハリーキューウェル氏です。いつの間にか日本で監督をやっているのには驚きました。
ホーリーホックの方は、最近出場機会のなかったFWの安藤瑞季選手や、DFの大崎航詩選手などが先発で出場しました。
小雨が降る中、試合が始まりましたが、向こう側に攻める前半10分にいきなりホーリーホックが先制します。ゴール裏からは遠いサイドなので誰が点を取ったかよくわかりませんでしたが、野瀬龍世選手のゴールでした。
さらには14分に草野侑己選手が追加点をあげます。
これはJ1相手に勝てるかなとちょっと浮き足だっていると、前半終了が近づく35分にマリノスに1点返されてしまいました。
それでもまだ1点ある、と後半も引き続き応援します。
残り時間が10分を切って2対1のスコアですが、リーグ戦でも残り時間が少なくなった時間帯に失点して負けたり、引き分けに追いつかれたりした記憶が蘇り、しっかり守ってほしい、と祈っていたものの後半39分にまたもや失点して同点に追いつかれてしまいました。
天皇杯はリーグ戦と違って90分で決着がつかなかった場合は15分ハーフの延長戦があり、それでも同点の場合はPK戦となります。
夜の9時を過ぎると鳴り物を使った応援ができなくなるルールのようで、延長戦は声とで表紙だけの応援となりました。
延長戦はお互いゴール前に何度も迫りましたが、どちらも譲らずとうとうPK戦に突入しました。
どちら側のゴールでPK戦を行うか注目していたら、僕たちのいるホーリーホック側のゴールで行われることになりました。目の前でPK戦を見るのは相当ドキドキします。コールリーダーさんの呼びかけにより、バックスタンドにいた人たちもゴール裏に集まってきました
先攻はホーリーホック。しかし1人目の久保征一郎選手のシュートはキーパーに弾かれてしまいました。その後はマリノスもホーリーホックも全員決めてホーリーホックの5人目。ここで外してしまうとマリノスの勝利ですが、齋藤俊介選手が決めてGKの春名竜聖選手に託します。
マリノスの5人目、エドゥアルド選手のシュートはポストに当たって外れたかと思ったものの、落ちてきたボールが春名選手に当たってゴールに吸い込まれてしまい試合終了。
マリノス相手に勝利まであと一歩まで迫ったのですが、その夢は崩れ去ってしまいました。
悔しいけど、今日出場した若い選手たちには良い経験になったと思います。
そして、僕も延長戦からのPK戦をスタジアムで生で見るのは、2005年のイスタンブール、チャンピオンズリーグのLiverpool v AC Milan以来かもしれません。奇しくもその時に当時Liverpoolに在籍していたハリーキューウェル氏も出場していたのでした。