門前仲町飲み歩き

東京出張で門前仲町に泊まることにしたので、夜は飲み歩きに行ってきました。
 
その前に、深川不動尊富岡八幡宮にお参り。ちょうど節分の日だったのですが、豆まき行事が終わって片付けているところでした。

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富岡八幡宮は、ちょっと前に物騒な事件が起こったところなので今どうなっているのかちょっと不安でしたが、見た感じは普通の様子だったので安心しました。
 
ここは相撲と関連があるらしくて、横綱の碑や大関の碑のなどがあったので見学してきました。
 
さて、門前仲町の一軒目は「魚三」。ここは有名なお店でいつ行っても混んでいる、という話で、実際入り口のすりガラスからは大勢の人の背中が見えたので入れるかどうか心配しましたが、わずかにあった空席に座ることができました。

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椅子に座りながら飲み物のオーダーを聞かれたので、まずはビールを注文します。瓶と生があるようでしたが瓶ビール(¥580)を選択しました。ほどなくして出てきたのはアサヒでした。まずはビールを飲みながら壁にかかった食べ物のメニューを眺めます。魚介類を中心に300円前後のメニューがたくさんあるのでどれにしようか悩みましたが、一品目はあじたたき(¥380)をチョイス。
 
コの字カウンターが2つ並ぶ店内は向かい側のお客さんと顔が合い、店員さんも行ったり来たりしているので、写真をとって良いものかわからなかったので様子見です。
 
二品目は焼き物を、ということでおすすめメニューとあったぶり照焼(¥380)を。
 
飲み物もコップ酒(¥200)をお燗で。銘柄は金龜というらしいですが、大きな陶器の徳利でコップに注がれました。

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ぶり照焼が届いてみると予想を上回る分厚い身でした。それなりに時間がかかったので、ちゃんと注文があってから焼いているようです。このあたりで様子がわかってきたのでそっと写真を撮り始めました。
 
店内は隣の人と肩を寄せあうような狭さですが、1階席は3人以上のお客は入れないらしく、適度な賑やかさを保っていました。
 
コップ酒を追加し、料理も湯豆腐(¥280)を追加してお会計。1時間ほどの滞在で合計2,020円でした。

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このお店は入り口に「他店で飲んでこられた方遠慮ください」と貼り紙があったり、店員さんがちょっとぶっきらぼうな感じなのでちょっと緊張しましたが、値段が安くしっかりとした量もあるので、また来たくなりました。
 
 
さて、二軒目。本当は「だるま」というお店に行ってみたかったのですが、今日はあいにくお休みでした。
 
そこで、通りを歩いていて気になった「折原商店」に入ってみました。ここは冷蔵庫から好きな日本酒の瓶を取り出して注文する角打スタイルのお店です。注文すればお燗もできるようで、長野の酒、瀧澤のお燗(¥520)をもらいました。

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飲みながら店内を観察していると、木内酒造のネストビール、結城酒造の結、明利酒類の和ジンなどの茨城の酒もあったので嬉しくなりました。
 
 
ここは立ち飲みなので1杯だけにして、次に行きます。
 
今度は、たまたま昨日facebookで友だちに教えてもらった昭和の雰囲気が色濃く残る飲屋街、辰巳新道に行ってみます。

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どこに入ろうかと思いましたが、福島の酒、栄川の看板に惹かれて「いずみ」というお店へ。

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暖簾をくぐるとご常連らしい先客が一人、おかみさんと話をしていました。メニューは特に見当たりませんでしたが、日本酒お燗で、と注文しました。料理は特に注文しなかったのですが、お通しの他に、あんこう鍋が出されました。

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ちょうどテレビで僕の好きな「鶴瓶の家族に乾杯」をやっていたのでそれを見ていたせいもありましたが、おかみさんとの会話も特になく、ちょっと印象が薄いお店でした。お会計は1,500円でした。
 
後で知ったのですが、この辰巳新道は、「おんな酒場放浪記」のエンディングに写る場所だったようです。思いがけず聖地に行けて感激です。
 
最後にもう一軒、どこに行こうかと思っていたらfacebookへの書き込みにコメントがあったのが宮城県女川町のアンテナ居酒屋的な牡蠣小屋でした。なぜか外国人の店員さんが接客していて、女川ハイボール(¥500)なるものと、宮城の生カキ2種類、尾浦(¥290)と雄勝(¥350)。それとホヤの塩辛(¥480)をいただきました。

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門前仲町は実は今から20年くらい前に出張で数ヶ月間泊まっていたことがあり、その時に泊まっていた和風旅館を探したのですが見当たりませんでした。それらしき場所に行ったら新しくした家が並んでいたので、もう旅館はやめてしまっていたのかもしれません。当時はまだ居酒屋飲み歩きに目覚めていなかったので気がつきませんでしたが、門前仲町には入ってみたくなるお店がたくさんあったので、また機会があったら来てみたいです。