空の日フェスティバル

9月20日は空の日で、その前後に各地の空港でイベントがあるということを知って調べたら、羽田空港とその周辺では9月9日に行われるとのことで、ちょっと早起きして羽田まで行ってきた。

一番の目玉は格納庫見学バスツアーだそうだけど、すでに受付は終了していたので、旧整備場の国土交通省航空局の航空機展示会を目指した。モノレールの整備場駅で降りるのは初めて。10時過ぎに会場に着いて、受付で名前と電話番号を記入して敷地の中に入った。
そこには小型の飛行機がずらりと並んでいたけど、一番見たかったのは国産飛行機YS-11だ。旅客便としてはすでに姿を消したけど、飛行検査機としても引退したらしい。ロープで区切られてはいたけど、近くで見ることができた。少し離れたところには、海上保安庁の捜索救難機としてのYS-11が2機とまっていた。その他、海上保安庁や航空局、新聞社の飛行機を見学した。

次に向かったのは、同じく旧整備場地区にある航空保安大学校。ここでは航空管制官の資格を取るために訓練で使用している機器類を見学できた。中でも興味深いのはレーダー管制の実習室だった。ちょっと暗い部屋にレーダーや操作ボタンのライトが光るのを見て、練習用とは言え、これまで航空小説を読んで想像していた世界が目の前にあるので、感激した。この学校も、まもなく関西空港の近くに移転するそうだ。

次はモノレールで天空橋まで行き、航空振興財団の小型機とヘリコプターシミュレーターの見学。天空橋からの行き方がよくわからず右往左往してしまった。シミュレーターはヘリコプターだけで、小型機は本物かと思ったら両方のシミュレーターだったとさ。おまけはもらったけど、いまいち要領を得ない施設だった。

気を取り直して今度は京急羽田空港第1ターミナルへ。ここでお昼を食べて、航空関連グッズの展示即売会場へ。第1ターミナルではJALスターフライヤーが即売会をしていた。変わったものではJALの機内で使用したものであろうカテラリーがあった。その他は直営ショップで売っているようなものが大半で、眺めるだけで会場を出た。

第1ターミナルの他の展示会場を見たあとは連絡バスで第2ターミナルへ。こちらでもまずANAAIR DOの展示即売会場へ行ったけど、第1ターミナルとは雰囲気が違って、ほとんど商品がなかった。どちらかというと普段よく乗っているANAのグッズに興味があったのでちょっとがっかり。でも本当に欲しいなら開場前に来ていないとダメだろう。遅い時間に行けば残り物をたたき売りするという話も聞いていたので最後に来たけど、遅すぎたようだ。近くに空の日のイメージキャラクターの「くにまる」くんがいたので写真を撮った。9月20日で「くにまる」だそうだ。空の日と何の関係があるのかわからないけど、一輪車パフォーマンスが始まったので時間潰しに見る。

その後第2ターミナルの展望デッキに上がり、写真を何枚か撮って帰った。

今日の写真はこちらに公開しました。
http://homepage.mac.com/katsumiks/PhotoAlbum31.html