万城目学

「もう一杯!!」を読み終えてしまったので、出張の帰り道に再び新大阪駅のブックストア談で購入。

鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

京都を舞台にした奇想天外なファンタジーは、森見登美彦のものを何冊か読んでいたけど、こちらも同系統の本。
出張の行きに読んでいたのが森見登美彦の「太陽の塔」で、帰りにこちらの「鴨川ホルモー」を読んだ。主人公は京大の学生だし、舞台も鴨川沿いなので、「鴨川ホルモー」を読んだ後には先に読んだ「太陽の塔」がどんなストーリーだったかすっかり忘れてしまった。森見登美彦の本には現実にはあり得ない妄想世界が広がっているが、万城目学のほうもそれに負けないぐらい。でも京都の街の片隅には本当にそんな世界があるのかも、と思わせるようなものがあるのがすごい。さすが1000年の都である。「鴨川ホルモー」は映画にもなるそうなのでそちらも楽しみ。