新・幕末純情伝

水戸芸術館ACM劇場の復活公演。
演劇部門の活動としては「プレイ×プレイ プロジェクト」があったけどあれは街なかでの活動だった。本来の劇場での舞台はこれが最初だ。災害ボランティアの活動もなく休日となったこの日に観に行くことができた。

江戸から明治に時代が変わる直前の日本。これから新しい日本を作るのだ、という熱い気持ちが伝わってきた。そしてそれは現代の日本の置かれた状況からの宣言にも聞こえる。今この時期にこの芝居を演じるという意義を感じた舞台だった。

そして何より、以前より親しんでいた日常風景がまた一つ戻ってきたことがうれしい。