光圀爆花

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劇団キミトジャグジーの公演を観てきました。水戸芸術館ACM劇場ではよく演劇を観るのですが、芸術館以外ではほとんど観たことがありませんでした。でも今回は演目が徳川光圀を主人公にしたもので、公演のあとに特別企画もあるということで、何やらおもしろそうと思い、観に行くことにしました。
 
本当は前の日に行こうと思っていたのですが、チケットを予約せずに会場に行ったら、予約で満席で入れませんでした。そこで最終日の最後の公演を改めて予約しました。
 
会場は南町のまちなか情報交流センターだったところ。少し前まではまちなか情報交流センターだったのですが、一旦終了していて、今回の公演期間中だけ再開してこの公演が終わったら本当に終わりになってしまうそうです。
 
キミトジャグジーの演劇を観るのは初めてなのですが、これまでにも水戸芸術館での演劇に所属する役者さんが出演しているのは何度か観ています。逆に水戸芸術館専属劇団に所属する澤田さんが今回の公演に出演しています。
 
ストーリーは、若き日の光圀が、水戸の街を騒がす賊を捕らえること。純粋な時代劇ではなく、着物の下に革靴を履いていたり、途中でダンスがあったりとファンタジー的な要素も盛り込まれています。水戸の郷土心をくすぐるセリフもあり、梅祭りで賑やかな水戸に花を添えているような気持ちにもなりました。
 
公演後には、主演の首藤さんをはじめ、役者さんがまちなか情報交流センターでの最後の公演を終えたことで泣きながら挨拶をしているのを見て、初めて来た僕までもがもらい泣きしそうでした。
 
以前ACM劇場で演劇を見たときに松葉杖姿で出演していた田口さんは、なぜか今日も松葉杖。公演後に声をかけたら、また足を怪我してしまったそうです。
 
 
演劇は面白いです。また次の機会に公演を観てみたいと思います。