夏の夜の夢

水戸芸術館での演劇「夏の夜の夢」を観てくる。
この日は音楽部門のコンサート、美術部門の展示初日、そして演劇部門のこの「夏の夜の夢」と水戸芸術館の3つの部門でそれぞれ催し物が開催するという賑やかな日だった。

演劇ももともとは翌日観にいこうかと思っていたけど、チケットを入手するタイミングを逃しているうちに日曜日の公演がチケット完売とのお知らせが入り、急遽土曜日の券を当日の朝に電話で予約するという慌ただしさだった。

水戸芸術館での「夏の夜の夢」もこれで何度目だろう?有名な劇だし、楽しいので何度観てもよい。しかしこれまではたいてい夏に演じられることが多かった気がする。冬に観る「夏の夜の夢」はどんなだろう?


結果、モダンな要素と古典の要素が混じり合って面白かった。セットはシンプルで、幻想的なシーンも数多くあり、かなり斬新な感じだった。ヒロインの一人が松葉杖をついて演じるというのも意外だったが、実はほんとうに足を怪我していたとのこと。その他にも体を張った演技で楽しませてくれた。

シェイクスピアに茨城弁が出るというまさかの演出も水戸ならでは。

当日券で座った席は1階席の舞台袖よりの席。自分で好んでは座らない席だけど、正面から見るより意外とステージに近く、違った新鮮さに満ちた席だった。


演劇の詳細は水戸芸術館のサイトにて。