Paul McCartney 30 Apr @東京ドーム

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ポールマッカートニー東京最後のライブの日、今日は入り待ちする時間はありませんでしたが、夜は東京ドーム近くのホテルに泊まることにしたのでドームに行く前にチェックインしました。
 
今日はアリーナ席なので開演前の酒は控えました。今日の席はB10ブロック。最初はアルファベットと数字の組み合わせを勘違いしていてずいぶん後ろの方の席だろうなと思っていたのですが、実はステージ正面のいい席だったのでした。しかも席に着いてビックリ、本当に真正面でした。今までファンクラブ経由で取ったチケットはそれほどいい席ではなく、こういう席は初めてでした。しかもしかも、すぐ後ろには20年前にパソコン通信で知り合った友達がいて声をかけてきたのでさらにビックリです。

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開演前のDJタイムでも席でじっとしていられなくて通路で踊っていたら、同じく踊っていた方と盛り上がり、今日もまた初めて会ったのに一緒に写真を撮らせてもらいました。

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今日も開演時間通りには始まりませんでしたが、昨日よりは少し早めにポール登場です。うわっ、今日は肉眼でもちゃんと顔が認識できる距離です。しかも真正面すぎてポールの真後ろにいるドラムのエイブの姿が見えないくらいです。衣装は昨日よりは少しフォーマルっぽい衣装でした。

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今日のオープニングもA Hard Day’s Nightでした。でも2曲目は昨日のSave Usの代わりにWingsのJuniors Farmでした。他にもI’ve Just Seen A Faceの代わりにWe Can Work It Outをやったりと、今回は毎日同じセットリストではないようでした。
 
アリーナ席なのでほとんどの人はずっと立ちっぱなしでしたが、僕はもう体力に自信がないので途中で少し席に座ったりもしました。それでも隙間からポールの顔だけが見えたりして、本当に素晴らしい席でした。

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今回のポールは、以前に増して積極的に日本語を話しています。しかも自分の名前や東京ドームといった英語も「ポォルゥ マッカァトニィ」とか「トウキョウ ドウム」とかちゃんと(?)母音まではっきり言う日本語の発音で話していました。「ゴールデンウィーク」は今日だけだったかな?
 
Live And Let Dieでは爆発の演出があるのですが、遠くからだと炎と音で楽しむところが、今日はしっかりと熱も感じることができました。

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本編最後の曲はHey Judeなのですが、今日は主催者側からのサプライズ企画ということで、あらかじめ座席に用意してあったサイリウムを掲げました。会場全体が青いサイリウムで光ります。幻想的な光景でした。今日はアリーナ前方の席ということで、前回の武道館の時に作った手製のメッセージボードを掲げてみました。スクリーンに映るといいなと思いましたが、それは確認できませんでした。

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そしてアンコール。昨日とは少し構成が変わり、Get Backを演奏しました。そしてその後、特別ゲストと紹介があり、登場したのは2人組の女性ファンでした。最初に登場した人はあまり英語が得意ではなかったようで、会話のテンポがかみ合わないところもあってもどかしく感じました。でもそれは客席から見てるから言えることで、きっとステージ上では緊張しているだろうし、照明は眩しいだろうし、会場全体に聞こえるようにマイクを通して話すのは難しいでしょう。もし自分がステージに上がったら真っ白になってまともに返事できないのだろうなと思いました。
ゲストはこの2人だけでは終わりませんでした。次は4人の女性が登場しました。その姿を見てあっと驚きました。なんと昨日開演前に写真を撮らせてもらった日本語Tシャツを着てた2人組だったのです。昨日、そのTシャツはどうしたのですか?と聞いたら、手作りしたわけではなく売られているのを買ったんです、ということでしたが、同じTシャツを着ている人は他に見なかったので、昨日会った人に間違いない、と思いました。さらにもう2人の方も、アンソロジーのスカートをはいていましたが、そのスカートも見覚えがあります。昨日の入り待ちの時に隣にいた人もアンソロジーのスカートをはいていたのです。こちらも素敵なスカートですね、と声をかけようかと思ったのですが、こちらは思っただけで言いませんでした。でもこのスカートも他では見ません。ちょっと自信がありませんが、ステージに上がった4人とも昨日近くにいた人かと思うとなんだか僕も嬉しくなってしまいました。4人はステージに残り、Hi, Hi, Hiを間近で聴くことができ、最後にはポールと一緒にハグをしていました。なんともうらやましい方たちです。

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そして最後の最後、アビーロードB面メドレーが始まると、これでもう最後なんだと涙が出てきました。
 
結局今回は東京だけの日程だし、今までアンコールは2回あったのに今回は1回だけとか、さすがのポールも疲れたのかなとも思うけど、最後にはまた来るよと言ってくれたのでその言葉を信じようと思います。
 
退場するときにふと隣のブロックを見るとなんとここにもビートルズ仲間がいました。こうやって、特に会おうと決めたわけでもないのに知り合いに会えるのもポールのおかげです。
 
昨日は退場後は家に帰るのに慌ただしかったですが、今日はこのまま泊まりです。水道橋駅近くにビートルズの曲を流す洋風居酒屋があったので、ビールを飲みながら余韻に浸っていました。周りの人もドーム帰りの人のようです。誰かが会場で使ったサイリウムを出すと店の人も気を利かせてHey Judeを流してくれたので、店内にいるみんなで大合唱が始まりました。昨日、今日と楽しくて仕方がありません。こんなに幸せにしてくれたポールに感謝です。

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この日のセットリストはこちらを参考にさせてもらいました。