僕はこのいわゆる「朝ドラ」が好きで毎作品とも全部見ているのですが、今回は茨城県が舞台ということで余計に楽しく見ています。耳慣れた茨城弁が毎朝全国放送で聞けるし、SNSでも茨城弁ていいねとかいう書き込みを見るととても嬉しくなります。
有村架純さん演じる主人公谷田部みね子のお母ちゃん(木村佳乃)が、出稼ぎ中に行方が分からなくなったお父ちゃん(沢村一樹)を探しに東京の警察署に行ったとき、担当の警察官が「いばらぎの〜」と何度も言うのに耐えかねて、「いばら『ぎ』じゃなくて、いばら『き』です。」というシーンは、全茨城県民の気持ちを代弁してくれたと拍手喝采でした。
また、ナレーターの増田明美さんにまで「変なおじさん」と紹介されたみね子の叔父さん宗男(峯田和伸)は、物語の舞台の昭和39年当時としては珍しくマッシュルームカットでユニオンジャックを付けたスクーターに乗っています。ビートルズが好きなのかなあとなんとなく思っていましたが、現実世界でポールマッカートニーが来日して、ビートルズ時代に舞台に立った武道館でライブをやるというその日に、なんとドラマの中で宗男の口からビートルズの言葉が出てきました。しかも珍しくニュース映像で動くビートルズの姿まで登場です。茨城に住む朝ドラファンでビートルズファンの僕にとっては最高の朝ドラです。
僕は今回の武道館のポールライブには行きませんでしたが、東京ドームでのライブを見に東京に来たついでに、「ひよっこ展」が開催されているNHKスタジオパークに行ってきました。ちなみに大型連休中(NHKではゴールデンウィークとは言わずにこう呼ぶことにしているらしいです)は入場料が無料でした。
入り口近くの展示コーナーでは、等身大のみね子や他の出演者のパネル、すずふり亭の入り口、小道具などが展示されていました。
谷田部家の皆さんと。
みね子とのツーショット。
すずふり亭のショーウィンドウとメニュー。
すずふり亭のマッチ。
みね子の親友時子が愛読している雑誌。
みね子の高校の制服とすずふり亭のテーブル。
みね子の高校のバッチ。架空の常陸高校に通っています。字は違いますが、僕もヒタチの名のつく高校に通っていたので親近感が湧きます。
スタジオでの収録現場見学ができるかなと思っていたのですが、この日は見学コーナーの窓が塞がれていて見ることはできませんでした。
おまけで、別のところで展示していた大河ドラマ「おんな城主直虎」に出てくる猫の人形。