「本の雑誌」編集者による座談会

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町田市民文学館ことばらんどで開催中の「本の雑誌厄よけ展」。先月に引き続き関連イベントがあったので再び町田に行ってきました。
今回は「『本の雑誌』編集者による座談会」です。前回の公開編集会議のときはインフルエンザで欠席していた浜本編集長も今回は出席したので、6人の社員全員が揃いました。しかも今日は客席の方に椎名誠さんと一緒に「本の雑誌」を創刊した目黒孝二さんも来ていました。
 
社員の方の自己紹介から始まりましたが、椎名さんや目黒さんが第一世代、目黒さんたちと直接過ごした浜本さんが第二世代、そして今の雑誌作りの中心は第三世代の社員たちということになるそうです。第三世代の社員たちが「本の雑誌」に入社した経緯を話したときには、初出社の時に、事務所に寝泊まりしていた目黒さんや浜本さんたちを見て普通の会社じゃないとびっくりしたとか、原稿の締め切りにまつわる話とか、いろいろ面白いエピソードを聞かせてくれました。
 
途中経営危機があり終刊しようかと考えたけど、社員たちが続けようと言ってくれたので続けることにしたというエピソードにはちょっぴり涙が出そうになりました。かつてに比べれば発行部数も少なくなってしまったようですが、本を読みたいという人たちがいる限り存在意義はあると思います。
 
今年入社した編集員は、以前はロッキングオンでも仕事をしていたとのこと。僕は本の雑誌ロッキングオンの両方を毎号買っているので、なんだかうれしくなりました。どちらも読書ファン、ロックファンが、自分たちが気に入ったものを他の人に勧めるために雑誌を作り、直接売り歩いたというもので、この2つの雑誌は成り立ちや精神がとても似ていると思います。
 
座談会が終了後は社員全員と目黒さんを加えたサイン会が行われましたので、前回買ってすでに持ってましたが、今日持ってこなかったので再び「ベスト10本の雑誌」を購入してサインをしてもらいました。おまけに皆さんと一緒に記念写真まで撮ってもらって大満足です。
 
 
今日はその後町田に泊まりました。
友達と一緒に「Trafalgar」というイングリッシュパブに行ったのですが、The Bawdiesのサインが入ったポスターなどがあちこちに飾られていました。そういえばThe Bawdiesのメンバーは町田出身だとか。このお店はファンにとっては聖地なのでしょうか?The Bawdiesファンの僕としてもうれしくなりました。

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