アートセンターをひらく2023、みとアカカブの会

本日開催の水戸芸術館関連企画「みとアカカブの会」に参加する前に、水戸芸術館に立ち寄り、前回訪問時に時間がなくて見られなかった展示の続きを見てきました。今回の展示は1回分のチケットで期間中何度も入場できるのでとても便利です。

 

今日参加する「みとアカカブの会」の「水戸懐かし浪漫地図」もよく見るとアップデートしていました。

 

お隣の「ほんでたいわ部」では、水戸にちなんだ本、ということで関口尚さんの「プリズムの夏」という小説が取り上げられていました。この本のことは知らなかったので、今度読んでみようと思います。

 

曽谷朝絵さんの描いた絵に自由に色を塗って壁に貼っていくコーナーでは、最初の頃に比べるとだんだん絵が増えていきました。

 

それから、KITAの間や、水戸空間診断の展示を見た後、今日の「みとアカカブの会」の会場に移動します。

 

会場は南町のスクランブル交差点の角にある「はなそう」。ここは以前はシンヤタクシーであり、最近までは保険屋さんだったのですが、去年からは医療相談所としてオープンしたところです。

 

「みとアカカブの会」は昨日もVol.1として泉町から保和苑あたりを中心に開催されましたが、昨日は行けなかったので、今日の回だけ参加しました。今日はVol.2として銀杏坂・水戸駅を中心とした3本の8mmフィルムを見ながら、10名ほどの参加者が、写っているものだったり、自身の思い出などを語り合いました。

驚いたのは、京成百貨店の前身である志満津や、今は無き伊勢甚や新水戸会館などの話題が出ると、それらの広告が載った当時の新聞のコピーがさっと回ってきたことです。今話していることは事前の打ち合わせがあったわけでもないのに、あらかじめ予測して準備してきた参加者がいたようです。

 

フィルムに写っていたのは、僕が生まれる前か、生まれてすぐの頃の映像だったので、直接の記憶はありませんが、本で読んだり写真でしか見たことのないお店などが写っているのを見るのはとても楽しいものです。今度は、実際にその場所に行って今の様子と比べてみたくなりました。

 

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