入船亭の兄弟会

みやぎん寄席での落語会。

みやぎん寄席はこれまでも何度か来ていますが、アマチュアの落語会を除けばなんとオープン初日の古今亭菊之丞以来でした。本当はもっと聴きに行きたいのですが、他の予定と重なることが多く、なかなか来ることができませんでした。

 

今回の落語は、入船亭遊京さんと入船亭扇太さんによる入船亭兄弟会。二人とも二つ目さんですが、兄弟子の遊京さんは来年真打に昇進するとのことです。

 

まずは2人のトークから始まり、扇太さんの「新聞記事」、遊京さんの「千両みかん」と続きます。「新聞記事」は、天ぷら屋に泥棒が入り、主人が殺された話が新聞に載っていて、その泥棒が上げられた、というオチの話を聞いて、今度はその話を別の人に話そうとしますが、そこで何度も言い間違えるのがおかしく、最後はまた違うオチで終わります。

季節外れの夏にみかんを探す「千両みかん」は前に聴いたことがあるなと思いましたが、調べたら去年の志の輔さんが水戸芸術館でやってました。

仲入り後は順番が変わって、遊京さんの「船徳」、扇太さんの「ちりとてちん」。

「船特」は勘当されて船宿に居候している船頭になりたい徳さんの話。「ちりとてちん」は知ったかぶりをする男に腐った豆腐を食べさせる、もう何度も聞いている話ですが、前半にお世辞が上手い男が出てくるのはよく覚えていなくて、途中でやっと「ちりとてちん」だということがわかりました。

そして最後に今の時期だけ浅草演芸ホールでは「住吉踊り」をやるという紹介から、扇太さんの踊りでお開きとなりました。

 

 

終演後は外で記念撮影をしてもらいました。写真の左側が遊京さん、右側が扇太さんです。