ROCK IN JAPAN FES. 2019 3日目

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ロックインジャパン2週目はOverground Acoustic Underground改めOAUからスタート。リハーサルから聞けたらよかったのですが開始時刻を勘違いして開演直前にヒルサイドステージに到着しました。
 
バンド名が変わったことについて、長いから変えたとか、お尻のO、アナルのA、うんこのUとか自虐的に笑わせてくれました。
 
OAUが終わるとしばらくはお目当てがないのでみなと屋で休憩です。そばとビールで昼食にしていると、ここでロボッツ応援仲間であり、飲み友達のやんさんとメイさんとも会うことができました。

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それから一人で磯蔵酒造のカウンターで飲んでいると、先ほど見たトシローさんが登場。去年もここで見ただけに今日も来るかなと思っていたのですが、やっぱり来てくれました。蔵の人たちと談笑しているのを近くで聞いていました。写真は撮ることができませんでしたが、少しだけお話できたので光栄です。

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次はパークステージの清水ミチコ。去年も聞きましたが、笑いながらステージを見ることができました。

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清水ミチコのステージは途中までにして、レイクステージの山本彩を横目に、ウィングテントのBAND-MAIDへ。
こちらは去年サマーソニックで見ましたが、また見ることができてよかったです。最初は後ろの方で聞いていたのが、自然と前の方に行ってしまいました。

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この後、NOISEMAKERというバンドを事前にリストアップしていたのですが、どんなステージだったか印象に残っていません。好みではなかったか疲れて休憩しに行ったかなのでしょう。
 
ステージを見る以外はもちろんジーマガールとの触れ合いも忘れません。今回は4人のジーマガールが2人ずつ2カ所に分かれているのですが、片方のジーマガールズとはお話したもののジーマを買ってから写真を撮ろうと思ったら休憩に入ってしまって写真を撮ることができませんでした。

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暗くなってからもみなと屋で焼きそばを食べていると、なぜかおすそ分けでイカ焼きをいただいちゃいました。どうもごちそうさまでした。

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他のフェス飯は、梅ぶっかけうどんとかにコロッケでした。

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座談会「地方で本を編む、つくる、届ける。」

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水戸芸術館の催し物の関連企画として、「地方で本を編む、つくる、届ける。」と題して出版社、装丁家古書店の3者による座談会が開かれました。登壇する3人の方の名前は知らなかったのですが、本造りに関する話なので興味を持ちました。
 
登壇したのは横浜で三輪舎という出版社を営む編集者の中岡祐介さん、京都を拠点に活動する矢萩多聞さん、そして同じく京都でマヤルカ古書店という古書店を営むなかむらあきこさんの3人です。
中岡さんとなかむらさんはひたちなか市出身で同じ中学に通っていて、中岡さんはなんと僕と同じ高校を卒業したとのこと。
この座談会自体は矢萩さんが水戸芸術館でワークショップを開くのに伴って思いついたとのことでした。
 
タイトルの「地方」というのは東京以外のこと。出版社は東京に集中していますが、あえて東京以外で本に関する仕事をしているのが3人で共通していることでした。
 
矢萩さんは中学で不登校になったのですが、10代をインドで過ごしたとのこと。インドも人は多いのですが、東京の人の多さとは質が違うと行っていました。僕も東京の人の多さには辟易していますので、その点は共感します。その矢萩さんは、本は本ができて完成ではなく、読まれて読者の心にどう届くか、までが本だ、と語ったのが印象に残りました。
 
なかむらさんの古書店は京都の一乗寺にあるのですが、一乗寺といえば恵文社という有名な書店があります。その店長の堀部さんはとても気難しい人だそうで、中岡さんが挨拶に行ったところ名刺を机の上にぽいっと投げられたそうです。中岡さんは気落ちしてお店を後にしたのですが、その直後に矢萩さんが店を訪れ、中岡さんの名刺に気がつき、それがきっかけで中岡さんと矢萩さんがつながったそうです。その繋がり方が京都的だと中岡さんは言いました。
 
その恵文社の近くになかむらさんの古書店があります。なかむらさんは古書店組合には入らずに買取中心で本を揃えているそうです。自分が何を売りたい、というのではなく、地域の人から本を買い取り、地域の人に本を売る、そうやって地域で本を回していきたい、と話していました。恵文社に行ったことはありませんが、堀部さんが新しい本屋さんを開くまでの顛末を定期購読している「本の雑誌」に連載していたのを読んでいたこともあり、一度は一乗寺に行ってみたくなりました。
 
中岡さんの出版社も、商店街の書店の2階に事務所を構えているそうで、地域とつながる出版をしているそうです。
本を買うだけならamazonでも買うことはできるけど、買った本についての話ができないのがつまらない。街の書店で買えば少なくとも店員さんはその本のことを知っているわけだから話ができる、という話も印象的でした。
 
最後に中岡さんは、急な告知にもかかわらず今日は多くの人が集まった、水戸でも何か本のイベントをやってみたい、と話しました。
 
 
参加者からはなぜ東京に出版社が多いのか、という質問がありました。なんとなく人口が多いからと思っていましたが、印刷費用や問屋の倉庫費用などのコストが東京中心になっていて、東京以外だと一度東京を経由しないといけないようになっていてコストが高くなってしまうため、とのことでした。
 
会が終わり、三輪舎の本も売られていたので、その名も「本を贈る」という、編集者や製本、印刷、書店営業などの本造りに関わる10人によるエッセイが載った本を買ってきました。そしてその本に編集した中岡さん、装丁しかつ執筆した一人でもある矢萩さんにサインを書いてもらいました。読むのがとても楽しみな本です。
 

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表紙の絵の色が違う本が2種類あったのですが、2刷と3刷で色を変えただけで中身は同じ、とのことでした。こちらは緑色の2刷です。
 

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矢萩さんにサインをお願いしたら、さらさらっとイラストを描いてくれました。目の前で描いているのを見て感動しました。
 

ROCK IN JAPAN FES. 2019 2日目

昨日ロックインジャパンのみなと屋で取材をしていたのが、今日の朝に日本テレビの「シューイチ」という番組で放送されるというので見てたら確かに放送されてました。僕の休憩場所のすぐそばで収録していたので、僕もチラッと映ってました。

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放送を見終わったくらいに家を出てロックインジャパンの2日目です。ところが海浜公園の駐車場に着こうか、という頃に右腕に痛みを感じました。何事かと振り返ってみるとなんと緑色の毛虫がいるではないですか!驚いてすぐに振り払いましたが、少し痛みを感じたので念のため入場早々に救護室に行き、処置してもらいました。冷水で流して、ムヒをつけたくらいでしたが。幸いその後腫れもなく痛みもなく無事に済みました。
 
そんなアクシデントがありましたが今日はパークステージでの1つ目のステージを見ました。その前にここでも開演前の挨拶がありました。20年前に来たことがある人挙手、と言うので僕も挙げましたが、僕の他にも何人かはいました。
 
今日最初のステージを見たのは打首獄門同好会。去年初めて見て気に入ったのでした。ベースの女の人は実は今年還暦ということを公表して話題になりましたが、そう言われてもそうは全然見えないくらいエネルギッシュな動きでした。

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短い時間ですがたくさん演奏して、中には「猫の惑星」という曲があったり、ちびまる子ちゃんの「おどるポンポコリン」もやったり、最後には茨城県は関東一の米どころ、茨城県の米の豊作を願って、と前振りしてからの「日本の米は世界一」という曲を演奏したりととても楽しかったです。
 
今日のお昼ご飯はみなと屋でタコ飯と、イカとタコのピクルスをゴルデンピルスナート一緒に食べました。

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今日2組目のアーティストは、水戸ホーリーホックの応援ソングも歌う宇宙まお。ここでは茨城ロボッツそしてホーリーホックの応援仲間のすーさんにも会うことができました。まおちゃんはホーリーホックのイベントでよく歌ってくれるのですが、その時はいつもジーンズ姿でアコースティックギターの弾き語りスタイルです。でも今日はバックバンドを従えて、エレキギターも持ちながら歌うのでいつもとは違う雰囲気でした。

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今年のロックインジャパンフェスは20周年記念でもあり、ひたちなか市25周年でもあります。そのためグッズにもそのロゴが入っているので、普段はあまりグッズを買わない僕でも何か欲しくなりました。いいなと思ったTシャツは他の人にも人気があったようですぐに売り切れていましたので、タオルを買いました。

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グラスステージとバズステージは時間をずらしてライブをやっているようで、みなと屋で休んでいる時もグラスステージの音は良く聞こえたのですが、サンボマスターの最後の曲が聞き覚えあるなあと思ったら、茨城ロボッツでRDTが踊る時に流れる曲の「輝きだして走ってく」だったのでした。
 
ステージの合間には今日もジーマを飲んで、ジーマガールズと記念撮影です。ジーマのブースで4杯買うとバンダナがもらえる、ということで昨日から何杯も飲んでいるのでもらうことができました。

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そして今日の3組目にして最後に見たステージは、レイクステージの竹原ピストル。ちゃんと歌を聞いたことはありませんが、なんとなく気になって聞いてみました。坊主頭に髭を生やしているので見た目は少し怖いのですが、たった一人でアコースティック1本をかき鳴らして歌う姿は良かったです。トークの時は意外と優しく丁寧な語り口でした。

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最後にちょっとお腹が空いたので森のキッチンで物色しましたが、どうしても肉メニューが多く、結局買ったのは地元勝田のいさ美の元祖水戸納豆ネバネバ丼というオチでした。

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ライブはまだ続いていましたが、明日は仕事なので少し早めに引き上げました。

ROCK IN JAPAN FES. 2019 1日目

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今年のロックインジャパンフェスは20周年ということで初の5日間開催となりました。それほど好きなアーティストが出演するわけではありませんが、せっかくの地元開催のフェスなので今年も出演アーティストの発表前に5日間のチケットを購入しました。
毎年水戸の黄門祭りと日程が重なるので、時間を分けて両方に行くことも選択肢の一つにありましたが、結局ロックインジャパンに行ってきました。
 
グラスステージの開演前に行くと、レッドツェッペリンの「永遠の詩(The Song Remais The Same)」が流れて渋谷陽一が登場です。この曲がいつも開演前に流れるので聴くといつもワクワクします。渋谷陽一挨拶である通称「朝礼」ではやはり20年続いたこのフェスの第1回目の時の話題も出ました。僕もその第1回目に行ったことを思い出しました。

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朝礼後のステージはゆずでしたがそれを横目にビールを買います。去年まではバドワイザーが公式ビールでしたが今年は一番搾りになりました。普通の居酒屋でもお馴染みなのでフェス感が薄いのがちょっと残念です。

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ロックインガチャではチャーム付きリストバンドが当たったので早速身につけます。

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飲食店の集まるハングリーフィールドに行くとユニオンジャックが目に入りました。近づいてみるとジョイフル本田の名前が見えました。なるほどこれはジョイフル本田で作っているプレストンエールです。でも会場内で売られるビールは基本的に一番搾りなのでプレストンエールの名前は出せないのだそうです。

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ここら辺でお昼ご飯にします。野菜カレーと下妻ビールのレッドエール。

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それからジーマのブースでジーマガールズと。毎年会っているから向こうも顔を覚えてくれてて嬉しいです。
去年までジーマガールだった人が、今年で最後と言っていたのでもう会えないかと思ったら、今年はジーマガールではなくて売り子として仕事してました。

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それからしばらくはみなと屋でまったりタイム。

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日本酒だのハイボールだのを飲んで、カウンターで隣にいた人たちとお話ししたりしました。

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それから本日唯一のステージを見にレイクステージに移動します。
 
capsule/中田ヤスタカのステージが始まった頃はまだ陽が明るかったのですが、途中から暗くなり、照明効果が映えます。最初は後ろの方で聞いていましたが、気がついたら前の方に行ってました。

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これにて僕の本日のフェスは終了です。

第6回みとびと、ホームムービング!8ミリフィルム鑑賞会

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6回目となった「みとびと」は、前回に引き続き水戸芸術館のホームムービングと共催となりました。
今回のゲストは水戸市の元助役だった飯村陽一さん。今までのゲストは市民側からの視点でしたが今回はバリバリの行政側からのお話を聞くことになりました。

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飯村さんは昭和8年生まれ。今水戸芸術館となっている五軒小学校に入学し、旧制水戸中学校入学、新制水戸一高を卒業し、大学は東京に出たそうですが昭和31年に水戸市役所に就職し、平成8年に助役として退職するまで5人の水戸市長に仕えました。
 
昭和21年には終戦後に全国各地を行幸した昭和天皇が水戸に来た時に学校で天皇陛下に声をかけられたそうです。また水戸一高では今や有名な歩く会の第1回目に参加したそうです。
 
飯村さんが就職した時の水戸市役所はまだ水戸駅北側の今の京成ホテルの場所にありました。そこは土地が狭く不便だったとのことで、水戸駅の南側(駅南)に市役所を移転することとなり、それが今日のお話の1つ目のテーマである駅南開発の話になりました。
 

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これは駅南に移転する前の市役所の写真です。
 
飯村さんが担当した市役所の窓口改革では、1階のフロアにベルトコンベアーを設置して職員が歩き回らなくても書類のやりとりができるようにした話などを伺いました。ちなみにこの時の市役所の建物は東日本大震災で被災して使えなくなり、最近になってやっと新しい庁舎に建て替えられました。
 
それから、2つ目は水戸駅南口のお話です。当時の水戸駅は北側にしか入り口がなく、昭和49年の茨城国体に向けてやっと南口ができた、という話でした。当時の国鉄の水戸鉄道管理局長が飯村さんの小学校の同級生だったとかで、市長からは局長とうまく話をつけてくれ、と期待されていたとのこと。いろいろ紆余曲折があってなんとか南口ができた(実際に昔の水戸駅で電車を降りて南口に出るには長い通路を通っていくのですが、確かに途中で曲がっていたことを思い出しました)のですが、駅の改札内になるため、駅南に住む小学生が北側の三の丸小学校に通うのに千波大橋を通るのでは随分と遠回りになるので、定期入場券をわざわざ買って通っていたとのこと。そこで飯村さんたちは水戸駅に南北自由通路を作るのを目指しましたが、国鉄も金がない。水戸市が金を出すなら作りましょう、ということで国鉄の末期、昭和59年にやっと橋上駅舎となり南北自由通路ができたのが感慨深かった、と語っていました。
 

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この写真は橋上駅舎になる前の水戸駅の北口。
 
 
3つ目の話題は五軒小学校と水戸芸術館のお話。五軒小学校の前身は水戸市上市尋常小学校で、横山大観も一時通った水戸で一番古い小学校とのこと。ですが校庭が狭いため移転することになりました。その移転計画を当時の和田市長から任された飯村さんですが、和田市長は同じ町内に移転先の土地もあるのですんなりと決まるはずと楽観していたものの、実際には歴史のある小学校ですから様々な分野の重鎮となったOBOGからは移転に反対する声が多数上がったそうです。和田市長は商売人の出身らしく小学校移転後の跡地には商業施設を作りたかったそうです。しかし移転計画が3年遅れたため移転を見ることなく昭和59年に和田市長は勇退し、次の市長となったのが佐川さんです。この佐川さんが跡地計画を0から見直して作ったのが今お話を聞いている水戸芸術館なのです。僕が水戸で一番好きな場所である水戸芸術館ですが、移転計画が予定通りに進んでいたら今や世界に誇る水戸芸術館はなかったのだと思うとぞっとします。一緒に話を聞いていた水戸芸術館の担当者も大きく頷いて話を聞いていました。なんともスリリングな話でしたが、先見の明があった佐川市長の決断に改めて感嘆します。
 
平成2年に水戸芸術館がオープン。水戸芸術館といえばクネクネしたタワーですが、できた当初は僕自身もこのタワーに違和感を覚えましたし、塔の中に入ってエレベーターで上に上がっても展望が開けているわけではなく小さな丸い窓から覗くだけです。このタワーについても設計した磯崎新さんに飯村さんが訪ねたところ、シンボルタワーはまさにシンボルなのだから立っているだけで充分、との返事だったそうです。実際に今では水戸で大きな地震があるたびに近くのNHKからのカメラにこのシンボルタワーが大きくうつされるので、水戸に芸術館のタワーあり、とまさに水戸のシンボルになっているのです。磯崎さんもやはりすごい人です。
 

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この写真は五軒小学校が移転する前の1983年(昭和58年)の創立110周年の写真。
 
ここに書いた以外にもいろいろとおもしろいお話を聞くことができましたが、この辺でみとびとは終了。休憩後に今度はホームムービング。みとびとの話題にちなみ、昭和41年に駅南にできた県民文化センターの様子と、昭和45〜47年頃の水戸市政ニュース3本のデジタル化された8ミリフィルムを鑑賞しました。飯村さんは引き続き映像の解説としてお話をしてくれました。

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「生活とごみ」というニュースでは当時のゴミ処理は水戸市内ではなく隣の旧勝田市枝川の処分場で処理していた様子が映っていました。飲食店でゴミが出る様子は大工町あたりの風景でした。
 
水戸市の教育」というニュースでは、当時の木村市長が市内の全小中学校にプールを作らせたエピソードを飯村さんが話してくれました。木村市長は江戸時代の水戸藩武士の泳法であった水府流の先生でもあったそうです。ニュースに写っていた青柳プールは僕も子供の頃にバスに乗って泳ぎに行った思い出があります。
 
「市民憲章の実現へ」というニュースでは、飯村さんが千波湖の蓮が増えすぎて除去するのに千波湖の水を全部抜いたことがあった、という驚愕のエピソードがあることを教えてくれました。その後魚がいなくなってしまい、水を抜いた担当者が左遷されたとかなんとかという後日談もあったそうです。
 

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毎回興味深いお話が聞ける「みとびと」ですが、今回も大満足でした。
 
水戸芸術館は五軒小の跡地に建てられたことを示す印もありますが、散会後に外に出て改めて水戸芸術館の姿を見ると、感慨もひとしおです。

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福岡 v 水戸 パブリックビューイング

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勝田から再び水戸に戻り、M-SPOに向かいます。今日はホーリーホック茨城ロボッツのイベントがあり、アウェイで試合をしているホーリーホックパブリックビューイングがメインイベントですが、その前にも選手や社長のトークショーなどもあったようです。僕が会場に着いたのは試合後半の60分くらいでした。得点は1対1の同点でしたが、スタジアムにいるようなチャントを歌っていたり、チャンスには拍手が起こったり、結構な盛り上がりでした。

 

試合はそのまま引き分けで終わってしまいましたが、僕はロボッツホーリーホックも両方好きなので楽しいイベントでした。
 
会場には宇宙まおちゃんもいました。イベントの最初の方で歌を歌っていたようでそれは聞けずに残念でしたが、今度ロックインジャパンにも出演するので声をかけて握手してもらいました。

ひたちなかドリンクラリー2019

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毎年楽しみにしているドリンクラリー。今年は受付の場所が変わりましたが、マップ兼チケットを受け取りスタートです。
 
1軒目は創作居酒屋きらく。ドリンクラリー初参加とのことですが、前はのんのん物語だった場所にありました。しばらく来ないうちにいつの間にかお店が変わっていたようです。ここでは生ビールと生ウニをいただきました。昼間暑かったのでビールがうまい。

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2軒目は月のあかり。ここも生ビールとイカししとうの串カツ。

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3軒目は住よし。ここで日本酒に切り替えます。日本酒は旨口の旦か辛口の三十六人衆の2種類から選べますがどちらも知らないお酒でした。ここでは辛口の三十六人衆を選びました。山形のお酒だそうです。それとカツオの刺身。

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日本酒をもう少し飲みたい気分でしたが、ドリンクラリーは普段入らないお店に行けるのが楽しいところ。4軒目は中国スナック上海愛心でJINROとおつまみをいただきました。本当は水餃子が出るのですが肉を食べないので辞退したらかわりにピーナッツをもらいました。このお店にはドリンクラリーの時くらいしか来ませんがそれでもお店のママは僕のことを覚えていてくれるのはうれしい限りです。

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5軒目もスナックで夜の騎士。ウィスキーと枝豆。ここはウィスキー飲み放題なのが太っ腹です。おかわりを3杯くらい飲みました。本当はここを最後のお店にして気の済むまで飲みたいくらいです。

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そしてドリンクラリーラスト6軒目はチケット指定店のラウンジアーブル。ここもウィスキー水割り。

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時間的にはもう1周してもいいのですが、お酒はともかくおつまみが肉系のお店が多く、選択肢が限られてしまいます。それに今日は水戸で水戸ホーリーホック茨城ロボッツの合同イベントがあり、ホーリーホックの試合のパブリックビューイングが行われています。今から行けばまだ間に合うと思い、再び水戸に向かいました。
 
その前に、本部テントでドリンクラリーのラベルのついたお酒が売っていたので記念に買ってきました。それと、磯蔵酒造の150mlの瓶。これは居酒屋でお燗用に売られているのは知っていましたが、それも売っていました。主に業務用なので小売はしていないのだと思っていましたが、ということはこれを買えばこの瓶が手に入るということです。こちらも買ってきました。

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