水戸路上観察街なか展示、" 届く声、届ける声 " 水戸公衆放送/Laika Came Back トークショー

先日の水戸路上観察学会で審査員に選ばれた作品が、水戸の街なかに展示されています。僕の作品も含まれているので見に行ってきました。展示場所は茨城県三の丸庁舎、常陽銀行本店、栗原写真館、VILLAGE310、常陽銀行泉町支店の5箇所です。

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まず三の丸庁舎に行ってみたら、いきなりそこに僕の作品の展示がありました。

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ただ、その後に見た他の展示場所に比べると薄暗くてあまり目立たない場所だなと思いました。それと、VILLAGE310はカフェの店内にあるので何か注文しないと見られないのかもしれません。
 
 
 
その後は、cafe+zakka+gallery Minervaでのイベントに行ってきました。「" 届く声、届ける声 " 水戸公衆放送/Laika Came Back トークショー」というタイトルで、水戸公衆放送の小松崎節子さんのトークショーがありました。

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水戸公衆放送とは、水戸の街を歩けば耳に入る街頭放送です。水戸ではずっと昔から放送されているので逆にあまり気にしていませんでしたが、街頭放送は今は日本でも北海道と水戸にくらいしかないそうです。その声の主のお話を直接聞ける、ということでとても楽しみにしていました。
そしてご本人が登場すると、当然ながら街のスピーカーから聞こえる声と同じ声でお話されます。とても不思議な感覚でした。
水戸公衆放送は昭和23年(1948年)に始まり今年で約70年、小松崎さんも実は69歳なのだそうです。もちろん生まれた時から公衆放送をやっているわけではなく、いろいろあって30歳の時に勤め始め、今は先代社長の後を継いで一人で公衆放送を行っているそうです。そのいろいろあった話も面白かったのですが、公衆放送も一人で続けていくのはもう限界だそうです。誰か後を引き継いでくれる人がいればいいのですが、と話していました。水戸の歴史を見続けて、それ自身が水戸の街を彩っている公衆放送です。このままおしまいにしてしまうのはとても惜しいです。どうにか続けてくれることを祈ります。
 
水戸公衆放送については、以下に詳しいインタビューがありますのでご参考にどうぞ。
 
小松崎さんのトークショーで聞き役を務めていたのが、Laika Came Backという名前で活動している車谷さんでした。
トークショーの後はLaika Came Backのミニライブでした。Laika Came Backというのは初めて聞きましたが、一人でアコースティックギターで歌うのですが、同時に録音してサンプリングして一人多重演奏のスタイルだったので驚きました。
僕自身は小松崎さんのトークショーを楽しみにしていたのですが、Laika Came Backのライブを楽しみにしていたお客さんの方が多かったのかもしれません。
 
この日の様子がミネルバのブログで紹介されていたのでここでも紹介します。