映画の内容について多少ネタバレがありますのでご注意ください。
イギリスのエリザベス女王の映画。イギリス好きとしては見ずにはいられませんでした。
今年で96歳、在位70周年だそうです。
さまざまな映像からスピーチや国民との交流などが紹介されます。若い時も歳をとってからも同じようなスピーチをするシーンがモンタージュのように出てくるのですが、容姿はもちろん変わっても印象は全然変わりません。あとでパンフレットを読んだら、公務の時は同じような服や小物を着用して一定の印象を与えているのだとか。
女王がまだ王女だったり即位したばかり頃の映像はあまり見る機会がないので興味深く見ました。1953年の戴冠式の映像は、今までモノクロでしか見たことがありませんでしたが、この映画ではカラーだったので、最初は別のシーンなのかと思い驚きました。
2012年のロンドンオリンピック開会式では女王自ら映像に出演して007の映画さながらにジェームスボンド役のダニエルクレイグと共演したり、ユーモアのセンスも一流です。
競馬を見るシーンでは、自分が賭けた馬が馬が勝って自身の肖像があるポンド紙幣を受け取り喜ぶ姿も見られました。
そしてビートルズも何度か登場します。
最初は1965年にビートルズが受勲したエピソードでは「ノルウェーの森」が流れます。
そのあと勲章の保管庫からはジョンレノンが返却した勲章を探すシーンもありました。
ポールマッカートニーはインタビューシーンで、若い頃の女王がチャーミングだったことを語っています。
そして最後には当然ながら女王のことを歌った「ハーマジェスティ」が流れました。
1996年に僕が初めてイギリスに行った時にはロンドンのバッキンガム宮殿の前で、衛兵交代の儀式を見学したことを思い出しました。今日映画を見て、またイギリスに行きたくなりました。
なんと言っても
公式の映像が数多く残されているのはもちろんですが、