LuckyFM茨城放送の磯山さやかさんの番組「今夜はLucky Night〜さやかマンデー〜」で、茨城のクラフトビールを紹介するコーナーがあり、先日の回は境町のさかい河岸ブルワリーでした。
ここのビールは、水戸のイベントで飲んだことはありましたが、連休中なので境町に行ってビールを買い、番組特製のコラボコースターをもらってこようと思いました。
せっかくビールを飲みに行くのですから、車で行かずに電車で行こうと思いましたが、直接境町に行く路線はありません。検索して調べてみると、常磐線で柏まで行き、そこから東武線に乗り換えて東武動物公園で下車し、そこからバスで行けることがわかりました。
他にも宇都宮線の古河からもバスが出ているようですが、時間の関係で柏経由のルートで行ってきました。
コロナと親の面倒を見る関係で2020年8月より茨城県外に出ることがなくなってしまいましたが、それ以来の県外移動でした。とは言っても県外の街を歩くわけでもなく、乗り換えで降り立つだけでした。
東武動物公園は埼玉県にありますが、そこからバスは江戸川を越えて千葉県に入り、すぐに利根川を渡ってまた茨城県に戻ってきました。
さかい河岸ブルワリーは、利根川のすぐ近くにある道の駅さかいに併設されています。バスを降りてブルワリーの建物に行ってみましたが、なんと閉まっていました。よく調べてみると、空いているのは土日だけだったようです。せっかくここまで来てビールが飲めないのは残念でした。とりあえず道の駅でボトルビールは買えるので、ひとまずビールを購入しました。
そして境町には徳正宗という銘柄の日本酒を作る萩原酒造というの酒蔵もあります。そこでビールだけでなく日本酒も買いに蔵まで行きました。蔵までの移動にはバスを使いましたが、境町には公道を走る自動運転バスというものがあります。これに乗るのも今回の楽しみの一つでした。
バスの料金は無料で、一応係員が乗車していますが、スタートの時に操作したり、自動運転のプログラムで必要以上にブレーキがかかってしまうポイントで手動操作するものの、それ以外の走行は自動で行っているとのこと。海外の空港でターミナルの移動に使われる自動運転バスがベースだと聞いてなるほど、と思いましたが、限られた空間ではなく公道を走るというのがポイントです。係員からピンバッジとシールをいただきました。
走行する車内の動画。
バス停で降りた後、出発するバス。
萩原酒造へはバスルートの途中の境高校で下車し、歩いて向かいます。
蔵に到着するとすでに別のお客さんがいて酒の説明を聞いていたので便乗して試飲させてもらいました。
生酒をはじめとして日本酒4種類、それに日本酒を熟成させたアルコール度数20度の酒を試飲することができました。そして生酒を1本購入しました。
再び自動運転バスで道の駅まで戻り、再びブルワリーに行ってみると中で作業している人がいたので、コースターをもらえないか聞いてみましたが、すでになくなってしまったようで残念でした。
帰りは道の駅さかいから別のルートのバスで、川間駅まで行き、そこから柏を経由して常磐線で帰ってきました。常磐線は特急ときわに乗車しましたが、特急に乗るのも久しぶりでした。