ROCK IN JAPAN FES. 2024 in Hitachinaka 5日目

ひたちなかで2周にわたり5日間開催されるROCK IN FES.もいよいよ今日が最終日。

今日も最初のステージが始まる少し前に会場につきました。

天気は快晴ですが、風があって涼しいくらいです。おとといはサンダルで行ったのですが、今日はスニーカーにしました。

 

グラスステージエリアに入るとまずはひたちなか市ブースで今日も缶バッジをいただきます。全部で3種類ありましたが、3日間行って毎回違うのをいただいたので、これで全種入手できました。

 

また、ロックインガチャも連日早めになくなるとのことなのでこちらも早速やって、キーホルダーをゲットしました。1日目に出たROCKオブジェのも悪くはないのですが、「2024」の文字が入っておらず、それが入っているのが欲しかったのです。

 

サザンオールスターズが夏フェスに出演するのはこのロッキンが最後と発表したこともあって、今日のチケットは事前に売り切れていました。そのため朝から人が多いです。イスゾーンに行こうと思ったらいっぱいで、シートゾーンもあまり空いていませんでしたが、なんとか隙間に場所を確保しました。

 

今日ものんびりモードで過ごします。最初のヤバイTシャツ屋さんを少し聴いてら長崎そうめんとビールを買いましたが、明日からまた仕事なので今日はアルコールは控えめにしようと思います。

 

次のステージはももいろクローバーZ

前にもロッキンで聴いたことありますが、ももクロちゃんのステージはバンド演奏なのがいい感じです。

 

ロッキンの来場者は、ひたち海浜公園のフェス会場以外のエリアにも行けるとのことなので、ももクロのステージの途中でみはらしの丘にコキアを見に行ってきました。

ひたち海浜公園は、春のネモフィラと並んで秋のコキアも有名ですが、実はコキアの時期に来たのは初めてです。コキアは秋の赤いのが一番有名ですが、今の季節は赤くなる前の緑のもこもこです。これはこれで絶景です。

こうやってコキアを見ることができたのも、ロッキンが今の時期にやったからこそです。

 

コキア散歩から戻ってきて、お昼時を過ぎたのでもう一度フードエリアに行ってみたのですが、どこもいっぱい並んでいたので、その中から一番列が短そうだった那珂湊焼きそばを買いました。

 

その後もシートでのんびりと過ごします。ステージの合間には横になって空を見上げてみたりもしました。晴れてて適度に風もあって、暑くもなく寒くもなく、最高です。

 

いよいよ今年のロッキンも残り2ステージとなったあたりで、イスゾーンにも少し空きが出てきたので移動します。せっかく持ってきたイスがシート押さえにしかならない、という事態を避けることができてよかったです。

この辺りで涼しいを通り越して寒くなってきたので、持ってきた薄手のパーカーと、雨ガッパをウィンドブレーカー代わりに着ました。

今日は何度か稲里のおかわり升酒を買いに行こうとしたのですが、何度行っても列が長かったので諦めました。その代わり、ペルー料理わんかよさんのところでウィスキーハイボールを買いました。今日のアルコールはビール2杯とウィスキーハイボール1杯で我慢できたのは偉い。

 

それから始まったトリ前は、イエローモンキー。

イエローモンキーは、2000年のロッキン第1回に出演しています。僕もその時は行ってたんだけど、当時はあまり記録を取っていなかったので、ステージを見たのかよく覚えていません。
でも今日はちゃんと見てます。やっぱりロックバンドはいいです。

ボーカルの吉井和哉さんはMCで、初めてステージに立った時、サザンのカバーを歌ったという思い出を語ってくれました。そのサザンの前に自分がステージに立っているというのがなんとも言えない、とも話していました。それは観客である僕にとっても同じようなもので、子どもの頃に聴いていたサザンが、地元で行われているフェスにやってきて歌ってくれると思うと感慨深いものがあります。

 

そしていよいよトリのサザンオールスターズ。イスに座っているとステージはおろか大きなモニターも見づらくなるくらい人が増えてきたので、スタンディングゾーンに行ってみました。

 

もうすぐ日も暮れるかという17時45分にサザンのメンバーが登場し、1曲目は「女呼んでブギ」。

今日は全国の映画館でライブビューイングがあるせいか、スクリーンに曲名や歌詞が表示されるので、何の曲をやるかがわかるのは便利です。

その後はしばらく馴染みのない曲が続きましたが、「いとしのエリー」「東京VICTORY」「真夏の果実」あたりになるともちろん知っているので、一緒に口ずさんだりしました。

みんなのうた」ではイントロで「ひたちなかロックインジャパンありがとう」とか「渋谷さんありがとう」とかの言葉も出て、涙が出そうになりました。

その「みんなのうた」の途中で桑田佳祐さんが何やら構えたので何をするのかと思ったら、歌いながらステージ上から客席に向かって水を撒き始めました。今日は少し肌寒い日だったので、水がかかったら寒いだろうなあと思いつつ、会場全体が盛り上がりました。

続く「マンピーのG★スポット」でサンバダンサーが出てきて大盛り上がり、この曲で本編が終了、一旦メンバーが退場します。でもタイムテーブル上の終演時間まではまだ少し時間があるし、観客エリアの照明もまだ明るくなりません。フェスではアンコールをやるのは滅多にないのですが、今日は当然アンコールありでしょう。その後、再びメンバーがステージに登場してアンコールが始まります。

アンコール1曲目は「希望の轍」、そして2曲目がデビュー曲の「勝手にシンドバッド」。

最後のコーラスの時には何と、今日のステージに出演したアーティスト全員がステージに上がり、一緒にコーラスを歌いました。ちなみに今日出演したのは、ヤバイTシャツ屋さんももいろクローバーZ緑黄色社会Creepy Nuts、WANIMA、THE YELLOW MONKEY。その全員が同じステージに登場するというのは、今までいろんなフェスを見てきましたが、初めてです。さすがサザンの貫禄。桑田さんからバンド名を呼びかけられ、マイクを向けられるとみんな恐縮しながらお礼を言ったりしています。昔の曲から最新の曲までの幅広いセットリストで、2時間弱のとても豪華で伝説的なステージでした。

 

大きな拍手と共にサザンがステージから去ると花火。

そして退場時にはビートルズの「Here Comes The Sun」。思えばいつもロッキンの退場曲はこの曲でした。

話によると今日の入場者数は5万人とのこと。ほとんどがサザンを見に行ったでしょうから、退場にも時間がかかります。ステージを後にしてから帰りのバスに乗るまで1時間以上かかったかもしれませんが、ステージの余韻に浸っていたのであまり気になりませんでした。

果たして来年からはまた千葉だけのロッキンになってしまうのでしょうか?

 

ちなみに今日のサザンの写真とセットリストはこちら。

rockinon.com