常磐線地酒列車ときわ路ほろよい号

お馴染みJR東日本水戸支社のイベント列車が、地酒列車としては初めて常磐線の水戸〜土浦間を走行しました。

いつもなら往復とも乗りたいところですが、今回は午後に水戸で用事があるので、水戸発土浦行きの往路のみ乗車しました。地酒列車には毎度乗っているので、水戸駅で受付時や乗車時にJRの担当の方より「またお会いしましたね」と言われてしまいました。

乗車するE501 SAKIGAKEには特製のヘッドマークも取り付けられていました。

 

乗車して早速お酒と料理が配られます。

 

今回参加した酒蔵は水戸市の明利酒類石岡市の府中誉、廣瀬商店、藤田酒造店、つくば市の浦里酒造店と稲葉酒造の6蔵です。藤田酒造店は一度石岡に行った時に飲んだきりで、なかなか他では飲めない貴重なお酒です。

水戸駅を10時33分に出発すると、いつの間にか外は雨が降っていましたが、車内はそんなことも関係なく飲むことができます。

水戸駅を出て2駅目の内原駅では、後続の列車2本に追い抜かれるためしばらく停車していました。この列車は別に急ぐ必要はないので、途中駅での停車は大歓迎です。

ロングシートの車内では、お隣の方との話も弾みます。お隣の方は全国各地のこのような酒飲み列車に乗車しているようで、いろいろ話を聞かせてくれました。そして向かいの方は新潟の地酒列車「越乃Shu*Kura」のお猪口を持っていました。また別の方は網棚から取り出したバッグがコンテナの形をしたもので、みなさんそれぞれお酒や鉄道が好きな方ばかりのようでした。

 

列車はいつの間にか内原駅を出発しましたが、はっきり言うと車窓を見るより目の前のお酒を飲むのに夢中で、どこを走っているかはあまり関係ありません。

 

車内では抽選会も行われ、僕は府中誉の渡舟の手拭いが当たりました。

蔵の方と一緒に記念撮影。

 

車内には他の蔵の方も乗っていて、稲葉酒造の女性蔵元杜氏さんとも記念撮影。

 

土浦駅の一つ手前の神立駅で再度時間調整の停車をした後、通常であれば45〜50分程度で走行するところを倍近くの90分程度かけて12時頃に終点の土浦駅に到着しました。

土浦駅ではJRのムコナくんと土浦市のつちまるがお出迎え。

 

ここで地酒列車の旅は終わりですが、水戸まで戻る電車に乗るまでの約1時間でお昼を食べることにしました。

行ったお店は、以前BS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」で高田秋さんが訪れたお店「福来軒」です。土浦の名物といえばれんこんとカレー。その二つが入ったレンコンカレーラーメンとカレーコロッケ、そして瓶ビールを頼みました。

 

店内にはその高田秋さんと、大相撲の稀勢の里のサイン色紙が飾られていました。

 

土浦にはもう1軒、「町中華で飲ろうぜ」で訪れたお店があるのですが、それはまた次の機会に行きたいと思います。