名機YS-11

大阪から茨城に帰る途中で「名もなき毒」を読み終ってしまったので、羽田空港の書店で購入しました。
YS-11は戦後の国産の唯一の旅客機ということで少し興味を持っていたのですが、今年の９月３０日にいよいよ国内でのラストフライトを迎えるとのことで買ってみました。

名機YS‐11―零戦から生まれた国産旅客機 (だいわ文庫)

この飛行機は、技術よりも経営的な面でとても問題のあったプロジェクトだったようです。国と民間が協力して作り上げた、といえば聞こえがいいのですが、結局はお役所仕事になってしまったようで、しかも最後は政治の利害に翻弄されて終ってしまったということで、僕自身技術者としてはちょっと残念な気持ちです。