水戸市芸術祭、「スクリーンの仲間たち」

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水戸芸術館で毎年開催されている水戸市芸術祭美術展覧会を見てきました。水戸市民によるアマチュアの展示会なので普段は見に行かないのですが、今回はインスタレーションの作品に興味深いものがあるというので見てきました。
展示室の白い壁を少し削って、中に隠れている塗装が見えるようにしているのですが、それが地層のようにも見えます。これまでに20年以上もの歴史を重ねてきた展示会が一瞬でよみがえるような感覚に襲われました。
 
芸術館のエントランスでは、「水戸の梅まつり 第70回 大撮影会と写真コンテスト」入賞作品展も行われていました。このコンテストには僕も今年初めて応募してみたのですが、当然入賞するわけもなく、どういう作品が入賞するのだろうという視点で見てみました。

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続いては常陽資料館へ。こちらでは「スクリーンの仲間たち」というタイトルで、水戸市在住の映画看板絵師の大下武夫さんの作品展が開催されていました。昔水戸にもたくさんあった映画館には手書きの大きな看板が掲げられていました。映画の宣伝用の作品のほか、俳優のポートレート風の作品もありました。映画看板の作品は写真で再現しているものが多かったのですが、看板そのものは使い捨てだったんでしょうから仕方がないのでしょう。でも一点だけ、「トラック野郎」の作品は実際の看板のようでした。
 
 
美術巡りをした後はくろばねの長兵衛へ。ちょうど今週の「おんな酒場放浪記」でも再放送分で紹介されていたので、久しぶりに行ってみました。相変わらず気さくな店内の雰囲気に心が和みます。

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店内には吉田類さんと倉本康子さんのサインや写真が飾られていました。

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映画看板絵師の大下さんについては、下記で詳しく紹介されています。

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