上海旅行１日目 - Daily Life of Adopted Scouser

ANAのマイルが貯まって今年で期限が切れるので、８月１４日から１７日にかけて、一度行ってみたかった中国の上海に行ってきた。実際に書いているのは日本に帰ってきてからだけど、これからその４日分の日記を書いていきます。

ANAのマイルで獲得した無料航空券だけど実際に乗るのは中国国際航空（エアチャイナ）。せっかく海外旅行に行くのだから、外国の航空会社の飛行機に乗ってみたいから。チャイナエアという航空会社もあるけど、これは台湾の会社。名前が似ているので混同してしまう。３泊４日だけど行きは成田発８時５０分で帰りが上海発１７時０５分という、４日間を有効に使える便にした。上海との時差は１時間。ほとんど気にしなくていいくらいの時差。朝早かったからちょっと眠ったけど、機内食を食べたりガイドブックを読んだりしているうちに約３時間のフライトも終了。ヨーロッパに行くのに比べると何ともない距離だ。機内エンターテインメントはオーディオがいくつかのチャンネルと、映像があったけど、プログラムのガイドブックがなかったので何をやっているかはよくわからなかった。ちなみに機内では燕京ビールを飲んだ。

上海の浦東空港を降りると、CITIBANKのATMがあったので早速現金を下ろす。そして空港からはリニアモーターカー（磁気浮上鉄道）で市内に向かう。普通運賃は片道５０元だけど、当日の航空券のチケットを持っていると４０元に割引になるというのでそれを利用した。改札を通る前に荷物検査があった。走り出すと、それほど実感はないけど、速度表示の値がぐんぐん上がって最高速度は431km/hにまでなった。なんだかあっという間に終点に着いてしまった。終点からは地下鉄に乗り換える。地下鉄の切符はICチップ内蔵のプラスチック製カードで、降りた後で回収されて再利用されるのだろう。南京東路で降りて、ここから地上に出てまずは外灘に向かう。予想はしていたけどやっぱり外は暑かった。外灘は、黄浦江沿いに租界時代のヨーロッパ風の建物が建ち並ぶエリアだ。ここにLiverpoolのLiver Buildingにそっくりの、時計塔のある建物があるのが上海に来てみたかった理由だ。お隣にはこれまたLiverpoolのように丸いドーム屋根を持つ建物まで揃っているのだ。ところがなんと、お目当ての上海税関のビルのてっぺんの時計塔は工事用の足場で覆われていてその姿を見ることができなかった。かなりがっかりしつつ、川沿いの公園をふらふらと歩く。外灘にある有名な和平飯店も泊まってみたかったけど今は改装のため休業中とのことなので、再オープンしたらまた来なくちゃならないかな。

ちなみにこちらがLiverpoolのPier Headのビル群。並んでいる順番は左右逆だけど、かなり似ているでしょう？

気を取り直して南京東路をホテルに向かって西に歩く。この道路は途中からは歩行者専用道路になって、たくさんの人が歩いている。道沿いの建物も租界時代からの威容を誇る建物が続く。道路が南京西路に変わった頃に目指す金門大酒店が見えてきた。このホテルもクラシックなホテルだ。それに地下鉄の交差する人民広場の近くにあるのでとても便利な場所にある。まずはチェックインをしてあたりを散歩。夕食までの間に何か食べようと思ったけど、いまいち勝手がわからずSUBWAYSのサンドイッチと青島ビールでごまかしてしまった。庶民が利用するような食堂にも入ってみたいのだけど、メニューを見ると「肉」と書いてあるのが多くて何が出てくるかよくわからないのが困ってしまう。

再びホテルで一休みしながら、出発前にもいろいろ忙しくてあまり詳しく下調べをする時間がなかったので、これからの予定を検討。
１日目はあまりホテルから遠くに出掛けずにいて、２日目に鉄道に乗って水郷古都の蘇州に観光。夜は上海に戻ってバーめぐり。３日目は上海市内の豫園、新天地を観光し、夜に上海雑技団を見て、４日目は予定を入れないことにした。

出発前に調べてきたことは、上海のベジタリアンレストラン一覧。中国には素食というジャンルもあるので助かるのだけど、具体的な場所がどこかまでは調べきれなかった。とにかく初日は、ホテルに一番近いところにあった功徳林というところに行った。ここでは焼きそばと、揚げ豆腐と野菜の炒め物を、店のライスワインと一緒に食べた。その後どこかに飲みに行こうかとも思ったけど、昼間に南京路を歩いたのが体に来そうだったので無理せずにホテルのバーで飲むことにした。バーでは最初Royal Fizzを頼んだが今日はできない、というので代わりにWhite Ladyを飲んだ。カクテルはあまり詳しくないけど、これは白いカクテル。

ということで本日飲んだお酒とついでに食事一覧。
まずは機内食と燕京ビール。