9月17日に始まった茨城県北芸術祭ですが、やっと今日観に行くことができました。
電車で日立駅に降りるとそこがもう最初の展示です。水戸の南町のアーケードでの展示でもおなじみのダニエルビュレンさんの作品です。
駅前の新都市広場には昔懐かしいカラーリングの日立電鉄バスが。そのバスの車内に植物や小動物がいるのでした。テアマキパーさんの作品。
シビックセンターにも作品が。1階には昔のブラウン管テレビにラジオを近づけると「この木なんの木〜」のメロディーが聞こえるという和田永さんの楽しい作品でした。
日立駅に戻ってもう一つの村上史明さんの作品、遠くの景色を見る展望鏡のように見えますが、中を覗くと現実とは少し違った景色が見られる、というものでした。
日立駅周辺では、作品マップには載っていないもう一つの作品があります。近くの会瀬郵便局長宛にハガキを送ると、後日招待状のような手紙が届きます。その手紙には地図が付いているので、その地図を頼りに駅の周辺を歩いて回りました。なんだか宝探しみたいな感じで面白かったです。飴屋法水さんの『何処からの手紙』というプログラムです。
次は電車で常陸多賀駅に移動して、駅周辺の展示を見て回ります。
こちらにも和田永さんの家電品を使ったインタラクティブな作品が置かれていました。
多賀駅周辺は空き店舗を使ってまちなかで行う展示が多くありました。
これは青崎信孝さんの作品。
これは中崎透さんの看板作品。県北地域の地名がスナックの看板みたくなっています。
これは以前銀行だった建物に展示されていた力石咲さんのニット作品。
カラフルな展示が楽しい藤浩志さんの作品。
旧銀行なだけあって、1階には大きな鍵のついた金庫室がありましたが、その金庫室の中には松本美枝子さんの映像作品がありました。
道路を渡った別の建物の中で、日立市内にある「塙山キャバレー」を題材にした加藤増田齋藤岩沢さんの作品。磯蔵酒造さんも協賛しているようです。
こちらの建物ではもう一つ、松井靖果さんの映像作品がありました。
常陸多賀駅や駅前の通りのいたるところがニットに包まれているのも力石さんの作品でした。
バス停のベンチは山本美希さんの作品。
県北芸術祭は11月20日まで開催されます。この後もあちこち回って、ほかの展示も見てこようと思います。