柳家喬太郎独演会

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当初は行けないと思っていたので前売り券は買っていませんでしたが、予定が変わって時間が取れたので、当日の朝に電話して当日券を購入しました。
チャンスシートと言って、2階のステージ真横の照明がない席、ということでしたが、始まってしまえばあまり関係ありません。
 
柳家喬太郎さんは、2016年の水戸芸術館での柳家落語三人会で聞いて以来です。口開けも前回と同じく柳家やなぎさんで知ったかぶりで笑わせる「千早ふる」でした。2席目で喬太郎さんが登場。マクラでは結構な毒舌でしたが、それがまた面白いところでした。
今日の話はまずは「親子酒」。前に柳家花緑さんで聞いた話でしたので、出だしを聞いてなんの話かはすぐにピンときました。でもタイトルまでは覚えていませんでしたのでまだまだです。この話は仕草だけで禁酒をしたはずの親と子の2人の酔っ払いを演じるのが見ものです。
 
そして話し終えた後もそのまま下がらずに、これまで独演会でやった人たちは3席やっていたので、といいつつやなぎさんが話したのを真似するようなところからアカペラで「お富さん」を歌い、それがそのまま「オトミ酸」という創作落語に。
あとで調べると前の席で「千早ふる」を演じた時にしかやらない話らしいので、貴重なネタだとか。
 
仲入り後には講釈の一龍斎貞寿さん。水戸芸術館で講釈は初めて、と言っていましたが、以前アートタワー寄席で神田真紅さんがやったのは講釈ではなかったのかな?「石川一夢」という講釈師が主人公の講釈、という講釈の紹介のような話を聞かせてくれました。
最後に喬太郎さんがもう1席「うどんや」。先ほどは酒飲みの仕草でしたが、今度はうどんをすする芸を見せてお開き。
 
 
落語で楽しんだ帰りに日本酒を飲みに行ったのは言うまでもありません。
 

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