水郡線酒蔵紀行

先月はJR水戸線での日本酒列車に乗車しましたが、今度は水郡線で「水郡線酒蔵紀行」が走るので乗ってきました。

水戸駅から一度常陸太田駅を経由してから常陸大子駅までの往路と、常陸大子駅からまっすぐ水戸駅まで戻る復路の2回に分けて募集があり、当然往復とも申し込みました。

 

水郡線ではだいぶ前に木内酒造とタイアップした「汁ONEカップ号」というのに乗ったことがありましたが、その時と同じように車内にテーブルがついた特別編成の列車でした。

でも水戸線の時ほどは凝っておらず、駅の表示板は単に「団体」だったし、ヘッドマークはなく、車内の装飾も特にはありませんでした。

 

10時10分に水戸駅を出発してまずは常陸太田駅に向かいます。ここで提供されたのは大子町の家久長本店の「四度の瀧」。そしておつまみセットもいただきました。

ただし常陸太田までの車内で提供されたのはこの1杯だけだったので、ちょっと物足りませんでした。

 

常陸太田駅では特に何もなく7分ほど停車して折り返し上菅谷駅まで戻ります。

ここからはどんどんお酒が出されます。地元常陸太田から、剛烈酒造の剛烈、岡部の松盛、井坂酒造店の日之出鶴、檜山酒造の千姫と4蔵出てきました。最初の家久長本店と剛烈酒造からは蔵の方が乗車していて、話をしてくれました。

 

そして常陸鴻巣駅で停車すると、近くに蔵のある那珂市の木内酒造の方が乗り込んで純米吟醸にごり酒を配ってくれました。

 

さらに、常陸大宮駅では常陸大宮市根本酒造が乗車し、奥久慈の香をいただきました。

 

酒を飲むのに忙しくて車窓を眺める余裕はあまりありませんでしたが、いつの間にか久慈川が見えてきました。

 

袋田駅を過ぎたあたりで通過した鉄橋は、2019年の豪雨で崩れたのを復旧したものでした。

 

そして12時15分に終点の常陸大子駅に到着すると、大子町のたきまるくん、JR東日本水戸支社のムコナくんが出迎えてくれました。

 

ここからはマイクロバスの送迎でリバーサイド奥久慈福寿荘へ。ここが昼食会場となっており、しっかりとした食事ともちろん日本酒をいただきました。

食事の後は近くの道の駅でお買い物をして、常陸大子駅まで徒歩で戻ります。

 

たきまるくんとムコナくんに見送られて14時48分に常陸大子駅を出発しました。

帰りに提供されたのは木内酒造の純米酒、根本酒造の上丸、そしておつまみはおでんでした。

 

お酒はさらに、剛烈、家久長の霊水八溝などが出され、さらにはおかわりもできました。

 

車内では抽選会も行われ、僕は檜山酒造のワインが当選しました。

 

帰りは常陸大宮駅常陸鴻巣駅と酒蔵最寄駅に停車しましたが、上菅谷駅を通過して16時4分に水戸駅に着いて解散となりました。

 

往路の最初だけお酒が足りなかったのと、おつまみがちょっと物足りなかったのはありましたが、それ以外はたくさんお酒が飲めてとても満足でした。